2014.11.30(Sun):2014衆院総選挙
本日は、まず、
供託金のお話しをしたいと思います。

供託金とは、
選挙のとき、立候補する者が
国に預けるお金のことをいいます。

今回のような国政選挙の場合、
供託金の額は300万円になります。

この他、政党の比例代表で
重複立候補する者は
(落選したはずの候補者が
ゾンビのように復活するやつ)
さらに300万円で
合計600万円かかります。

私の場合は無所属なので、
300万円です。

ただ、こうしたお金は、
選挙で落選しても、
有効投票数の10%以上を獲得すれば、
戻ってきます。
逆にいえば、10%取れなければ、
没収です。

つまり、供託金というのは、
立候補の乱立を防ぐためのものなのです。


前回の二年前の衆院選のときは、
私は『維新の会』から公認をいただき、
有効投票数の10%以上は獲得できると
思っていたので、
供託金を預けるときは
そんなに緊張しませんでした。

しかし、無所属の今回は、
違います。

あまり最初から弱気になるのもいけませんが、
冷静に考えれば、
有効投票数の10%以上の獲得は、
あまりに高いハードルです。

つまり、今回は
300万円を没収される可能性が高い。
そう思うと、
東京法務局で供託金を預ける際、
300万円の現ナマを握る
私の右手は震えていました。


ここで、
この供託金を含め、
『猪野って、結構金持っているな』
と思われる方もおおぜいいらっしゃるかと
思います。

たしかに、貧しくはありません。
ただ、カラクリというわけではないのですが、
こういうことです。

まず、お子さんのいる方と比べた場合、
教育費含め、子育てにかかる費用、
それだけの額が、独身の私の場合、
まるまる手元にあるということなのです。

それだけではなく、
ここまでお金を貯めるのに、
長年、努力してきました。

車も買わず、旅行にも行かず、
前回の総選挙に出る前は、
パソコンさえ使っていませんでした。

退職後は、
それまで、職場のつきあいのため
月に数万円かかっていた
飲み代も払わずにすんでいます。

特に、前回の総選挙に落選した後は、
食費は一日700~800円に抑えています。
(きちんと栄養には気をつけています。)

こうしたことで、
年に数十万円は節約できていると思います。

たしかに、退職金もいただきましたが、
途中で退職しているので、
そんなに多額の退職金を
いただけたわけではありません。

ただ、私は、
お金を使うべきところは、
惜しみなくつぎ込みます。
例えば、
自己投資のための勉強とか、
そして、今回のような選挙にです。

選挙に立候補することが決まって以降、
数社の記者の方から、
簡易な取材を受けたとき、
よくきかれた質問は、
『300万円、惜しくはないんですか?』

このときの私の答えは、
嘘に聞こえるかもしれませんが、
こうです。

「マイホームに数千万円をかける
こうした価値観をもった方もいらっしゃる。
でも、
政治を変えようとする候補者が
有権者の方のために
選択肢の一つとしてあってもいい、
こう思って、数百万円をかける
こんなバカがいてもいいじゃないですか。」



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2014.11.28(Fri):2014衆院総選挙
先日のブログで、
公示日一週間前に『維新の会』から
公認をいただいた二年前に比べれば、
今回は余裕がある
みたいたなことを述べましたが、
さすがに忙しくなってきました。

最初は、予定表を見て、
「この日の午後は落ち着けそうだな~」
と思っていても、
液体がスポンジにしみ込むように、
スケジュールの空いたところに
予定がどんどんうまっていきます。

毎日というわけではないのですが、
「お腹がすいたな~」と思うと、
そこで初めて
朝ごはんと昼ごはんを
食べていないことに気がついたり、

食べれても、
パソコンの画面をみながら、
左手に携帯、右手にパンを持ちながら、
時おりパンをテーブルに置いて
パソコンを操作
というときもありました。

メールのやりとりは、
移動の電車やバスの中です。


私も、自分が選挙に出るまでは、
気がつかなかったのですが、
選挙運動期間の後半のほうで、
新聞一面の4分の1ほどの大きさで
自分の主張やプロフィール、写真が
新聞に公報として掲載されます。

ある日、その原稿を受け取りに、
例の隣の区にある印刷会社に行くため、
都バスに乗ることになりました。

と、自分の目の前で、
乗るべきバスが
ちょうど出発したところでした。

そのバスは、
20分に一本しかきません。

ふつう、ドラマや映画でしたら、
バスの後部座席に座ってふり向く
異性を追いかけて
バスに向かって走っても、
バスは遠のくばかりです。

しかし、時間のない私は、
考えました。

「次のバス停で追いついてやる」

私もバスめがけて走り出しました。

腰を高くして、
足の先から着地するように走る、
学生時代に先輩から受けた
アドバイスを思い出しながら、
全力で走りました。

案の定、
バスは赤信号で一度止まりました。

そのおかげで、
ドラマや映画と違って、
次のバス停で追いつくことができました。

バスの入口付近に
ハーハー、ゼーゼーいっている自分を見て、
驚いたというか、
怪訝そうな顔をした女性が立っていました。


というわけで、
ブログを毎日更新することは
難しくはなってきましたが、
このブログは、
私の重要な武器の一つでもありますので、
これからも、
なるべく更新はしていきたいと思います。



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2014.11.24(Mon):2014衆院総選挙
選挙スタッフを募る際に、
よく聞かれるのが選挙事務所の住所です。

それは、ごく当たり前のことなのですが、
事務所を探すのがなかなか大変です。

なるべく人通りの多いところで、
区役所に近く、しかも、
お値段的にはリーズナブルなところ。

前回は、あまりに急だったので、
トイレはあるものの、流しのないところしか
探せませんでした。

今回も、
まずは不動産屋に飛び込みます。

が、選挙事務所を探していることを
不動産屋さんに告げると、
調べるそぶりもなく

『よく聞かれるんだけど、
江東区にはそういう物件、
もうないんだよね』の一言。

「えっ、そんなことあるの?」

と思い、別の不動産屋へ。

すると、

『いや、物件はたくさんありますよ』

とおっしゃってくださり、
条件を示すと、検索かけて
たくさんの物件を紹介してくださいました。

かなり親身になって探してくださったのですが、
さすがに全ての条件を満たす物件はなく、
それでも、何とか、
事務所を構えることができました。

しかも、助かったのは駐車場です。
前回は、駐車場を抑える必要があることさえ
頭にありませんでしたので、
コインパーキングでしのぎました。

しかも、
ふつうに駐車場をお願いしても、
選挙カーの場合、
断わられることが多いのです。

しかし、今回は、
その不動産屋さんが管理している駐車場を
お借りすることができました。


それにしても、
最初に飛び込んだ不動産屋、
今から思うと、
特定の政党の支持者だったのかもしれません。



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2014.11.23(Sun):2014衆院総選挙

昨日のブログでは、

『維新の会』の公認をいただいたものの、
ほとんど放置プレイ

と書いてしまいましたが、
選挙カー、メガホン、スタッフジャンパーについては、
大変お世話になったのです。

特に、選挙カーは、
とても準備が間に合わなかったので、
私は、
「自転車でもいいや」と、
軽く考えていました。

が、見かねた
『維新の会』の地方議員の方が、
私に選挙カーを貸してくれました。
もちろん、きちんとレンタル契約をして。

あまりに急だったので、
屋根はスピーカーだけで、
車体の側面に
私の名前と写真と党のロゴが入ったものでした。

選挙結果はご存知のとおり、
落選でしたが、
法定得票率(10%)は越えたので、
レンタル料金が税金で賄われ、
自分の財布が傷むことはありませんでした。
(すみません…)

他にも、ポスター、ビラ、はがき代は
税金で負担していただいたので、
選挙にかかったお金は、事実上、
『維新の会』への100万円の上納金を除けば、
100万円に満たなかったと記憶しています。

しかし今回は、法定得票率に達しそうもないので、
税金にお世話にならずに済みそうです。

とはいえ、前回の選挙で、
選挙カーの効果が、
絶大であることを肌で感じていました。
特に、無名新人の名前を知ってもらうには…

そこで、今回も選挙カーを使うことにしました。

早速、レンタル会社に問い合わせてみると、
大ざっぱに種類が三つあることを告げられました。

人が屋根に乗っかれるタイプ、
乗っかれないタイプでも大きいサイズと
小さいサイズ、

値段を聞くと、これが意外と高い。
具体的な金額は申し上げられませんが、
一番小さなタイプでも、
前回、実際選挙にかかったお金に近い金額です。

万が一、法定得票率を越えたとしても、
税金負担分には上限があるので、
それを差し引いても数十万します。

だから私は、迷いなく
一番小さなタイプを選びました。


というわけで、
前回の選挙時には
『維新の会』の地方議員の方から、
選挙カーを借りることができたお蔭で、
税金にお世話になることができ、
そんなに自分の懐が傷まずにすんだことを
改めて実感した次第です。

この点、
『維新の会』には感謝です。



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2014.11.22(Sat):2014衆院総選挙

二年前の今ごろ、京都の嵐山で
のんびり紅葉狩りをしていました。
(私のブログはここから始まります)

世間では、急な解散といわれ、
あわただしい感じですが、
私にしてみれば、余裕があります。

前回は、
『維新の会』の公認をいただいたものの、
ほとんど放置プレイ

でも、そのおかげで鍛えられたせいか、
今回は一人でも準備はなんとかできています。

前回はポスターやはがきの印刷を
どこにお願いしたらいいのか、
皆目見当もつかず、
『維新の会』に問い合わせるものの、
関西の会社を紹介される始末…

そこで、知人の方がたまたまご存知だった
江東区の隣の区の印刷会社を紹介され、
そこでいろいろお世話になりました。

そこの社長さんとはもちろん、
初対面だったのですが、
公示日まで一週間を切っていたので、
かなり無理なお願いを聞いてくださいました。

今回、江東区から出馬するに当たり、
区内の印刷会社にお願いするのがふつうなのでしょう。
何票かは増えますし。

しかし、二年前、
あれだけお世話になりながら、
今回は知らんぷり、
ということは、私にはできません。


で、江東区内の会社ではないので、
都バスに乗って行くことになります。

私も若かったころは、
座席に座ることにこだわっていなかったのですが、
最近は、空いている席を探してしまいます。

「一つだけ空いていた、ラッキー!」

と、思い近づいてみると、
そこにはたくさんの荷物が置いてありました。

その持ち主である足の不自由なご婦人は、
私を見るやいなや、

『あら、ごめんなさいね。』

と一言、
荷物をどけて席を空けてくれました。

私も

「すみません」

と一言、
ちょこんと座りました。

しばらくして、
そのご婦人がバスを降りるため、
ゆっくりと立ち上がった際、
私が

「ありがとうございました。」

一言、ご挨拶申し上げると
(私も席を譲られてお礼をいう側になったか…)

『こちらこそ、失礼しました』

とおっしゃってくださいました。

そして、バスを降りたご婦人が、
窓越しの私に微笑みかけ、
頭を下げてくださいました。

私もバスの窓越しに
ぺこりと頭を下げました。

知らない人との窓越しの挨拶、

実にすがすがしいものです。



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2014.11.21(Fri):2014衆院総選挙
いよいよ解散です。

私も地元の東京は江東区(15区)から
出馬することに決めました。

前回は、同じ東京の板橋区から
当時の「維新の会」公認で立候補し、
下村文部科学大臣と戦って、
5万票近くいただき次点でした。

前回の二年前の衆院選で、
投票所にわざわざ足を運んで
私の名前を書いてくださった
5万人近くの板橋区民の方には
本当に申しわけないない気持ちでいっぱいです。

ただ、やはり45年近く育ててもらった
地元への愛着を捨てきれず、
今回、無所属で江東区から出ることにしました。


とはいえ、前回は支持率マックスだった
「維新の会」というブランドのおかげで
5万票近くいただいたのですが、
今回は、地元とはいえ、
無名に近い私が1万票もいただければ
それは奇跡です。
4桁、いや、それ以下の可能性さえあります。

それでも立候補するのには
わけがあります。

今の政治家は、
あれだけ多額の税金や有権者からの献金を使いながら、
この程度の政治しかできない。
大臣であれば、マスコミなどを通じて、
いつも何をしているのかが見えてくるが、
果たして、地元選出の国会議員が
普段何をしているのかを知っている
有権者はどれだけいるのだろうか。

今の政治家が
ウチワ作成や支援者の観劇費用の穴埋めに
使っている税金や献金、
この分のお金が
もっと恵まれない環境にある方々のために使われれば、
世の中もっとよくなるはず。


政治にはお金がかかる、
政治家は腹黒でなければやっていけない、
多くの方が、こうした
典型的な政治家のイメージというものを
抱いているかと思います。

しかし、政治に本当にお金がかかるのか、
普段、自分が、政党の活動ではなく、
有権者のために直接つながる行動、
例えば、公約や有権者の思いが実現しなくとも、
なぜ、それが実現できないのかを
きちんと分かりやすく説明してくれないのか、

私は、いつもこんなふうに思っていました。
だから、私は、
こんなことを思っている候補者が
選択肢にあってもいい、
今までの政治家とは違うタイプの候補者が
選択肢にあってもいい、
そして、
自分たちのことしか考えない
今の政治家や政党では、
有権者の思いが伝わる政治を実現するのは無理、
そう思って、
無所属で出馬することに決めました。
無所属だからこそできる主張です。

戦国時代、
数万の今川軍に対して
数千の軍勢で挑んだ織田信長の心境です。
私には、
織田信長のようなカリスマ性はありませんが…


前回の二年前の選挙時には、
ブログを立ち上げていなかったこともあり、
リアルタイムで選挙戦をお伝えできませんでしたが、
今回は、準備段階から
なるべくリアルタイムでお届けしたいと思います。

お楽しみに。



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ここ一か月近く更新していなかったので、
一部の方から生きているのかと
心配していただいてしまいましたが、
元気です。
単なるネタ切れでした。

ただ、解散総選挙の噂があり、
私が出馬するのかどうか、
ということにつきましては、
実際に解散があったら
お知らせしたいと思います。

さて、今回は、
約二十一か月に及ぶ本人訴訟が
ついに決着を見たというお話です。

結論からいうと、
私の言い分は最高裁への上告理由に当たらない、
つまり負けてしまったということです。

もう耳タコという方も
いらっしゃるかもしれませんが、
経緯はこういうことです。

在職中、
面倒を見れる家族が私だけだったので、
父親の介護を理由に
在京勤務の希望を叶えてもらったところ、
父が亡くなり、その後の移動で、
12~13年後輩と同じポスト、
自身が12~13年前に経験したポストに
戻されてしまったのです。

一部の職員からは
私が何かトラブルを起こしたのではないかと
そういった誤解も受けました。

同期より出世が遅れるのはまだしも、
この事実上の降格扱いは、
あまりにひどいのでないかと、
弁護士つけずに自分で裁判に訴えたのが
平成25年の2月でした。

東京地方裁判所は、
問題となった異動は法的な降格に当たらない
という国が主張する理由を繰り返すだけで
私の主張を斥けました。

私は、それを前提として
裁量の逸脱・濫用を主張していたのにです。
つまり、
自分は仕事で相当の実績を残してきたのに、
在京勤務の希望を叶えてやったからといって、
何ら事前説明もなく、
12~13年前のポストに戻すという、
前例のまったくない処遇は
あまりにおかしい
ということを主張してきました。

しかも、裁判所も
私が相当の実績を残してきたことは認めてくれ、
さらに、国は、
在京勤務の希望をきいてやったということと、
問題となった異動は関係ないと主張した以上、
12~13年前のポストに戻す合理的理由が
まったくなくなったにもかかわらずです。


私が釈然としないのは、
こうした私の主張や反論について、
地裁、高裁、最高裁と通じて、
判決でまったく言及されなかったことです。

きちんとした理屈をもって、
自分の主張が斥けられるのなら、
納得はいくのですが…


これから子育てや介護といった
そうした事情を抱える職員が増えるなか、
私のいた職場で、
二度とこのような処遇がなされないようにするためにも、
裁判に訴えたのですが、
私の敗訴が決まったことが
逆に、裏目に出ないか心配です。

つまり、人事当局に
子育てや介護を理由とした希望を出すと、
事前説明もなく、
今までだったら前例のなかった
十年以上前のポストに戻されても、
法的な降格でない以上、
どんなに一生懸命、真面目に働いても、
職員は何も文句が言えなくなってしまったからです。

何か、逆に、
私が変な前例をつくってしまい、しかも、
それにお墨付きを与えてしまったようです。


だから、
「元気です」
という前言は撤回です。



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