2013.06.12(Wed):外交・安保問題
鹿児島県職員1,000人が上海に
3泊4日の研修旅行の予定。
一人当たり12万円、合計約1億2千万円の税金投入。
パックで行けばこんなにかからない。

財源は、総務省の要請に従い、
国家公務員に並んで県職員の給与を引き下げた分らしい。
給与引下げの意味ないじゃん。
もっと、税金を使わなければならないところはあるはず。

伊藤知事によると、研修の目的は、
県職員の国際感覚を養い、視野を広めることにあるらしい。

でも、国際感覚を養う目的なら、集団では意味がない。
ずっと日本社会にいるようなもの。
一人で外国に放り出され、
日本語が通じないところでサバイバルしていくことで
国際感覚はみがかれていく。

つまり、日本語が通じず、日本の常識が通じない世界で、
生活でも、仕事でも、どんな場面でもいいが、
とにかく問題にぶち当たったとき、
自分自身の頭と体で、どう解決していくか。
こうして国際感覚は身についていく。

50人ずつ20回に分けて研修を行うらしいが、
これでは、ほとんど意味がない。
土地は上海でも、日本人に囲まれていては
日本社会にいるようなもの。

さすがに県民などからの批判を受け、
民間人や高校生なども派遣することにするらしいが、
それなら、人数を一桁にしぼり、
日本語がまったく通じない中国に
県職員を長期間放り出すべきだ。


でも、研修の本当の目的は、
利用客が減少している
上海への直行便を存続させることにあるらしい。
しかも、一時的にでも、搭乗率を上げることで。

問題解決には、まず原因を特定し、
それから原因を解消させる手段を考えるのが常套だ。
(6/3付のブログご参照)
上海研修旅行は、
直行便利用客を増やすめのベストな手段ではないはず。

利用客減少の原因の一つが尖閣諸島問題らしい。

それなら、直行便の利用客を増やすためには、
研修旅行を実施する前に、
より領土問題解決に関連する活動に取り組むべきだ。

伊藤知事はこんなことも分からないのか…
それとも、これも確信犯か。



【More...】


結局、3千万円台の予算を使って300人を派遣する
という規模を縮小することで決まったようである。

そうとはいえ、一時的に搭乗率を上げるために、
数千万円の税金を投入するという発想、
民間では考えられないことであろう。
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