イチロー4千本安打達成のニュースが
全国をかけめぐっていたころ、
私は、東京地方裁判所にいた。

現在、本人訴訟をしていることは、
このブログでも、何回も紹介させていただいた。

もう、読み飽きた、
という方も多いとは思うが、
事情を説明させていただくと、
次のようなことである。

実は、母が亡くなった十年ほど前から、
父の介護を理由に在京勤務を適えてもらっていたのだが、
一昨年末に父も亡くなった後の人事異動で、
自身が13年前に経験したのと同等のポスト、
そして、14年後輩が就いたのと同等のポストに
事実上降格されてしまったのである。

もちろん、在京勤務を適えてもらったことの代償として、
同期より出世が遅れることは覚悟していたが、
14年後輩と並ばせるのは極端にすぎるだろうし、
それに、他の職員から、
私が何かトラブルを起こしたとか、
心身の故障があったとか、
勘違いされるだろうし、実際に勘違いされた、
ということで裁判に訴えたのである。


あと、きれいごとになってしまうが、
私と似たような境遇の職員は、
高齢化、晩婚化・非婚化が進むことで、
きっと、今後も増えるだろうから、
介護や育児を理由に、
人事上、不利に扱ってほしくないし、
少なくとも事前説明があって然るべきである、
そういった思いで訴えたのも事実である。

もちろん、弁護士に依頼する金銭的余裕はないので、
国を相手に、すべて自分一人で立ち向かっている。


そして、本日は、正式の裁判ではなく、
弁論準備手続きという
裁判所と原告である私と、そして被告である国
(実際は法務局の訟務官等で、今日は7人いた)
との間の打ち合せみたいなものに出てきた。
今のところ、正式な裁判は最初の1回だけで、
こうした打ち合せは、本日で2回目である。


打ち合せのため、担当の民事部の前で待機していると、
見たことのある女性が前を通った。
何と、4~5年前、
私が東京地裁刑事部で調査官として勤めていたとき、
お世話になった職員の方だった。

偶然の、そして久しぶりの再会である。
彼女は、私の事件の担当部の隣の部に
異動していたのである。

彼女は、私が衆院選に立候補していたことは
知っていたようだが、
本人訴訟をしていたことは知らなかったようで、
ビックリしていた。

彼女が担当部の職員でなくて本当に良かった。


『猪野さんは、今、
 どうやって暮らしているんですか?』

「今、印税生活を送っているんで、
 是非、私の本、買ってくださいよ。」


そんな話で盛り上がっていると、
その隣の部の担当書記官の方が
打ち合せの時間がきたと知らせにきてくれた。


長くなりそうなので、
つづきは、また後日。

なお、過去の裁判のようすなどに興味をもたれた方は、
私の4月と6月のブログをご参照ください。


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