2013.10.29(Tue):外交・安保問題
最近のニュースを見ていると、
日本の政治は、この一言ですむ、
とあらためて思う。

例えば、特定秘密保護法案。
政府が指定した秘密は開示しないどころか、
開示した者や、そそのかした者も罰する。
国民になるべく情報を与えない、
そんな姿勢がうかがえる。

かたや、
米国の国家安全保障局(NSA)の元局員スノーデン氏、
米国政府は
35か国の首脳の携帯などでの会話を盗聴していたと暴露し、
盗聴が明らかになったドイツのメルケル首相なんかは激怒、
オバマ大統領にきちんと抗議。

それにもかかわらず、日本政府は、
安倍首相の携帯は絶対大丈夫だから、
アメリカ政府には注意するどころか、
確認さえしない、という。

なんと寛大な姿勢であろうか。
日本国民に対しても同じように寛大であってほしい。

安倍首相とも個人的に連絡をとっている
ある政治評論家によると、
役人は、同じ日本人には情報を秘密にしたがるが、
在日アメリカ大使館には、
その点おおらかでベラベラしゃべるらしい。

だから、アメリカ大使館員のほうが、
日本人より日本の情報を持っていることが多く、
取材対象としては最適、ということ。

オスプレイをはじめとする米軍基地問題にしも、
肝心の地元住民への説明は全部後回し、
すべてが決まってから行われる。

まー、これは米軍基地問題だけでなく、
ゴミ処理施設問題など地方自治政府にも
いえることではあるが。

こうした、
日本人に対する態度とアメリカに対する態度との違い、
安全保障や外交秘密ということを考慮したとしても、
あまりにも露骨すぎる。
姿勢としては本来は逆であるべきだということを
日本政府が自覚していない点が厄介である。



【More...】

なお、CIAと国家安全保障局(NSA)との違いは、
前者が大統領の直属機関で、
情報収集は人(スパイ)によるもの、
後者が政府の機関で、
情報収集は電子機器によるもの、
といった違いがあるようだが、
実態はよく分からないらしい。

また、盗聴は公然の秘密であって、
各国首脳も、わざと情報(時には間違ったもの)を
もらす前提で会話をすることもあるらしく、
ドイツのメルケル首相の激怒も建前といわれている。


スポンサーサイト
Tag:
| TrackBack:0
TrackBackURL
→http://inoino700.blog.fc2.com/tb.php/282-b38a5096