2013.11.06(Wed):外交・安保問題
私が小学生のとき、
『太陽にほえろ』という刑事ドラマが流行っていた。

しかし、私がそのドラマを見ようとすると、
父から、
「こんなの子どもが見るもんじゃない」
と言われ、チャンネルを変えられた。

テレビが一家に一台しかなかった時代の話である。

そのときに見たのが“新日本プロレス”で、
そのときから、
アントニオ猪木の試合を見るようになった。


アントニオ猪木議員、
今、参議院の規則を無視して
北朝鮮に渡航したとしてニュースになっている。

猪木議員は参議院に渡航許可申請を出したが、
許可されなかったという。

たしかに、外交は内閣の所掌(憲法第73条)で、
特に対北朝鮮については、拉致問題も含め、
日本政府としての戦略があるのもかもしれない。

でも、行政府たる内閣とは別機関である
立法府の一翼を担う参議院が
許可しなかったのはなぜか。

少なくとも、
全国民の代表である猪木参議院議員には、
納得いく説明をすべきではなかったか。
参議院(議員運営委員会)が、
頭ごなしに“行くな”といったのであれば、
それは、国民の代表への説明責任を
果たしたことにはならない。

日本政府が北朝鮮に対し、
どんな戦略があるのかは知らない。

しかし、拉致問題が何年間も進展していない
(と見えている)のも事実である。

ほとんどの国会議員が、
何にもしない、というか何もできない中、
プロレス興行などで長年かけて培ってきた
北朝鮮との人脈を使い、
スポーツ交流という名の下で、
北朝鮮との関係を改善しようする行動は、
評価したい。


1990年の湾岸戦争の直前、
イラクで人質となった日本人の解放が
政府間交渉では遅々として進まなかった。

そんな状況にしびれを切らした猪木議員は、
外務省に止めるよういわれたにもかかわらず、
イラクで
『平和の祭典』と称するスポーツイベントを開催すべく、
自費で飛行機をチャーターし、
人質のご家族や、プロレスラーらとともに、
イラクに入った。

そして、イベント終了後、人質は無事解放された。

結果オーライだったからよかったものの、
人質らの命の危険もあったという批判もある。

しかし、
猪木議員もそんなことは百も承知だったはずで、
そうした批判は、
猪木議員のイラクにおける人脈を知らない、
そんな人たちの意見なんだと思う。

ともかく、猪木議員らの尽力によって
人質が解放されたのは事実である。


これらこそが、
本当の“行動力”というのではなかろうか。

今、猪木参議院議員と同様、
山本太郎参議院議員が
天皇に“手紙”を直接渡したことが問題になっている。

しかし、彼のこうした一連の行動は、
猪木議員のそれと異なり、
“行動力”によるものとはいえないと思う。

その理由は、後日。


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