2013.11.14(Thu):経済・税金問題
今年7~9月期のGDP(国内総生産)が、
年率換算で1.9%の伸びと、
3.8%だった前期と比べ、伸び率が鈍化した。

主な原因は、輸出が落ち込んだことの他に、
個人消費が0.1%と伸び悩んだことにあるということ。

私が気になったのは、
消費の伸びが鈍化したことついての
甘利経済再生担当大臣のコメント。
株価の一服感が、消費マインドに影響したからだ、
という。『逆資産効果』ともいうべきか。

もちろん、これも原因の一つだろうが、
株取引を始める人が増えているとはいえ、
まだ少数派のはずだ。
しかも、資金に比較的余裕のある人たちだ。

おそらく、まだ、大多数の人は、
株取引をしていないと思うし、
常日ごろから株価のことなんか、
そんな気にする必要はないし、
だから、実際、気にしていないと思う。

それよりも、円安などの影響により、
物の値段が上がったことで
消費の伸びが鈍化したと感じている人のほうが、
多いはずだ。

ふだんから、
少しでも安い物を買おうと工夫し、
お店と暗黙のかけ引きをしながら、
買い物をしている人なら
すぐに分かることだ。

おそらく、大臣も、
こうしたコメントの原稿をつくった役人も、
普通の人が
買い物をしながら感じていることなんかつゆ知らず、
マクロの数字とか、
机上でしかものを考えることができないのだろう。


やはり気になるのは、
好調なのが公共投資と、
消費税増税前の駆け込み需要で伸びた住宅投資
ということ。

公共投資が、
民間投資、賃金アップ、そして
消費の伸びなどにつながらなければ、
財政赤字が膨らむだけ。

また、住宅投資なども、
消費税増税後が心配だ。

この冬のボーナスは、
バブル期以来の伸びが期待できそうだということだが、
(うらやましいです。)
楽観はできないと思う。


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