2015.09.10(Thu):わたしの信条

維新の党を離党したM知事とH市長が
新たな国政政党を立ち上げることで、
同党の大阪系と東京系との分裂は必至といわれ
安保関連法案の国会審議も佳境を迎えている中
多数派工作が繰り広げられている
と報じられている。
これはまるで、
暴力団Y組の分裂のようだ。

そして、維新の党の東京系議員は
民主党などと連携して
野党再編を図っているともいわれている。

しかし、維新の党のM野代表は
そもそも民主党から除名されており、
K沢幹事長も過去、
酒気帯び運転で同党を離党している。
彼にとっては
維新の会が四つ目の所属政党となり、
今度新党ができれば、五つ目となる。


こうした離合集散は
今に始まったことではないが、
国会議員らは、なぜ、
これほどまでに
融通無碍な動きができるのか?

それは当選するためである。
すなわち、小選挙区で敗けたとしても
比例代表で復活当選できるような政党に
属したいからである。

そして、
所属政党については融通無碍な分
我は通そうとするから、
つまり政党の一員になり切れないから、
こうした離合集散が繰り返される。


私が現在、無所属なのは、
政党政治を否定しているからではない。

そもそも政党の役割・機能は、
何千万もの有権者の意見をいくつかに集約し
国政に反映させることにある。
しかし、共産党などを除く野党には
一貫した主義・主張が見受けられない。
つまり、政党として機能していない。
政党が当選のための単なる道具と化している。

先日、民主党の若手議員らが
野党第一党にもかかわらず
代表に解党をせまったのも、
“民主党”という看板では
選挙に勝てないからであろう。
維新の党が解党を考えているのも同様、
そこには理念も何もないわけだから、
新党ができたとしても、
今までにも数多くみられたように、
選挙直前になって、慌てて
公約をつくることになるのであろう。

こうした離合集散が繰り返されるから
有権者も困惑してしまうのではないか。

そして、今回、
M知事の事前の制止を振り切って
Y市長選の特定候補者を応援した
K沢氏のように、
政党の一員で要職にありながら、
自我を通そうとして、
政党の思惑から外れた行動をとる
そんな議員も少なくない。

組織を知らないのに、組織に属したがる。

たしかに、所属政党については
融通無碍でなければ、
芸能人などの著名人でない限り、
当選は困難を極める。

しかし、
今の政党本位の選挙で当選するのが
スキャンダルで自民党を離党した
M議員のような政治家であり、
そして、そうした政治家による
今の政治である。


なぜ、九か月前の解散総選挙にときに
争点とはいえなかった安保関連法案の
成立をこれほどまでに急ぐのか?
民主党政権下の消費税率引上げ決定も然り
政治はどうして、
これほどまでに不透明なのか?
また、米国への事前説明は丁寧にしながら
自国の有権者はないがしろにするのか?

沖縄の基地問題にしても、
放射性廃棄物の処分場問題にしても、
あるいはもっと小さな問題でも、
決定過程から普段の活動まで、
政治を透明にし
常に有権者の監視の下におかれた
緊張感ある政治。

これが実現すれば、
国民が政治に失望することもなくなり、
さらに政治に関心をもつことができ
そして、投票率も上がる。

投票率低下は有権者だけの責任ではない。


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