私はこの一か月間、
大学での試験のため
普段以上に勉強をしていました。

私が若かりし頃の大学全体の雰囲気と
今の大学の雰囲気とでは、
多少異なっている気がしています。

まず、今の大学の授業は、
いい成績を修めようとすると、
結構しんどいです。

毎回、質量ともハードな宿題を課される
科目もありますし、
授業内容も高度で質が高く、
最先端の研究の一端を学べることもあります。
教授や講師の方々に質問をしても、
分かりやすく説得力ある回答を
いただけます。

また、教授らが
事前に準備をしてくださる
レジュメやプリントなども
毎年の使いまわしではなく、
研究成果を惜しげもなく教示したものなど、
教授らの熱心さが伝わってくるようなものです。

これには、授業の最後でとられる
学生への授業に対するアンケートも
関連しているように思われます。
日本の職場でも
部下が上司を評価する制度が定着すれば、
よりよい職場環境・労働効率が
実現するのではないでしょうか。

また、私は、現在、
教養過程で学んでいるわけですが、
歴史、文学、数学など
社会人が大学以外で学ぶ機会が少ない
科目を学ぶことができています。
巷でも学べる語学や法律などにしても
授業内容や学費などに照らすと、
コストパフォーマンスはかなりよいです。

そればかりか、授業を受けることで
今の政治が
学識的にいかに浅いところで行われているか
感じとることもできます。

例えば、憲法改正について、
9条は改正できるとの前提の上に立って、
改正すべきか否かが議論されていますが、
他の人権保障の規定と同様、そもそも
9条も改正できないという考えもあります。
もちろん、結論として、
改正できるという前提に立つのはいいのですが、
国防という重要な問題なのですから、
少なくとも、そこに至る議論を行い、
我々に説明をする必要はあると思います。

中国の南沙諸島侵攻への対処方にしても
過去の外交史からヒントを得ることが
できるような気もしています。

私は、
こうした教育環境に身を置くことができ、
本当に恵まれていると感じています。

大学は多様性を求めているといいますが、
それは性別や国籍などのことであって、
職歴や年齢などは含まれていないようです。

日本の労働社会が
比較的流動性に乏しいことや
家族を養う責任を果たす必要などから、
致し方ないのかもしれませんが、
私のように独身貴族を謳歌しなくとも、
いくつになっても、
学びたいときに学べる
そんな社会になればいいなと
思う今日この頃です。

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