先日『シン・ゴジラ』を観てきた。
【以下、ネタバレ注意!】

この映画は3.11を、
特にゴジラは原発を彷彿させる
ともいわれている。
一方、総監督が『エヴァンゲリオン』の
庵野秀明氏ということで、
ネット上でも、エヴァとの共通点について
盛り上がっている。

例えば、そもそも観る者に
まったく理解させる気のない
高度で大量な情報の波状攻撃、
ゴジラの第一形態=第六使徒ガギエル、
石原さとみ=惣流・アスカ・ラングレー
市川実日子=綾波レイ、
長谷川博己=葛城ミサト、
ゴジラvs自衛隊≑第三使徒サキエルvs国連軍(自衛隊)
ヤシオリ作戦≑ヤシマ作戦
(BGMが”Decisive Battle”で共通。
 なお、これに似たBGMは
 『踊る大捜査線』
 でも使われていた気がする。
 また、ヤシオリは
 『ヤマタノオロチを酔わせるための酒』
 という意味だが、
 『屋島』又は『八島(洲)』とされている
 ヤシマとは意味が異なる。)
等々である。

ここでは、ネット上ではあまり見かけなかった
類似点を独断と偏見で綴ってみたい。

まず、
ヤシオリ作戦≑ヤシマ作戦の点を補充すると、
対ゴジラ戦でも、対第五使徒ラミエル戦でも、
陽動作戦がとられている点が共通しているし、
また、ゴジラが活動を停止している間に
作戦を練って進める点は、
対第七使徒イスラファエル戦と似ている。

次に、
ゴジラvs自衛隊≑第三使徒サキエルvs国連軍(自衛隊)
という点だが、私には、むしろ、
戦闘ヘリの背後からゴジラを正面にとらえたカットは、
戦闘ヘリの背後からEVA弐号機を正面にとらえた
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
でのEVA弐号機vs戦略自衛隊のシーンを
思い起こさせた。

ただ、大きく違う点が一つだけある。
使徒もEVA弐号機も自衛隊機を破壊しているが、
ゴジラは米軍の戦略爆撃機は破壊しても、
自衛隊機は一機も破壊していない(多分)。

また、ゴジラが米軍の大型貫通爆弾の攻撃で
ダメージを受けてからあたかも進化したように、
口や背びれから熱線・ビームを出し点は、
サキエルやラミエルといった使徒と似ている。

そして、このシーンは、
『巨神兵東京に現わる』をも彷彿とさせた。
すなわち、それまでの被害は
ゴジラや巨神兵が通った所に限られていたのが、
口から出された熱線により広範囲が一気に焼け、
人類に絶望感を与えたというところが、
個人的にはものすごく似ていると感じた。

さらに、ゴジラの眼についてだが、、
庵野総監督は、
人間の眼が一番怖いとして、
ゴジラの眼に人間の眼を使ったとされる。
それが如実に現れているのが、
あの気味の悪いゴジラ第二形態である。

そして、EVAの眼だが、
通常は人間の眼とはまったく違うのだが、
TV版の第弐話で、
初号機がサキエルの自爆攻撃にあって
頭部が胴体からポトリと落ちたとき、
初号機がシンジをギョロと見る
そうしたシーンがあるのだが、
そのときだけ突如人間の眼に変わり、
気味悪く感じたのを覚えている。

最後に、牧博士だが、
シンジの母親がEVA初号機に
アスカの母親が同弐号機に
取り込まれたように、
牧博士も
ゴジラに取り込まれているように
思えた。
ゴジラの第一形態が
博士のボート近くから出現したのは、
そのことを示唆しているのではないか。

ただ、最後に出てくる
有名な尻尾のシーンは、
複数の人間が閉じ込められているようにも
見えるとの噂だが、
ネット上では、
これが牧博士であるとの説には
否定的である。

以上、勝手気ままに
オタク的に綴ってみました。

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