こうして、
熊本市の教育委員会事務局を介して
熊本市の小学校で
学習支援ボランティアを
させていただくことになった。

ところで、
この熊本市との連絡だが、
終始、課長さんが応対してくださった。

それは、私が五十過ぎだからではなく、
実年齢に気がつく前から、
私が学生の身分であるにもかかわらず、
課長さんが水害対策などで追われている中
(もちろん、その間は
 私からの連絡は控えていたのだが)
親切丁寧に対応してくださったのだ。

これで思い出したのが
自身の霞が関での勤務経験であった。
この界隈の人たちは、
異常なほどに肩書きにこだわる。
そのくせ、
相手には失礼な対応を平気でする。
例えば、およそ十年前、こんな経験をした。

当時、私は国税庁から東京地裁に
調査官として出向していた。

そして、調査官の私ではなく、
裁判官のほうが、
税務大学校に講師として派遣されいたのだが、
当時は謝礼をもらっていたようだ。
ところが、
他官庁からの講師もあわせ、
国税庁・税務大学校から
謝礼を出すのをやめることにした。

別に、このこと自体は問題ないのだが、
問題は、その連絡方法であった。

当時の私の地裁調査官というのは
課長補佐クラスだったのだが、
国税庁は先ほどの謝礼をやめる話を
係員から私への電話連絡一本で
済ませようとしたのである。

私は信じられなくなり、
せめて本庁の課長クラスの者が地裁に来て、
部長裁判官にきちんと説明するよう、
電話してきた国税庁の係員に注意した。

結局、後日、
税務大学校の課長と
本庁の若手課長補佐が地裁にやって来て、
部長裁判官らに
謝礼をやめることになった経緯などを
説明したのだが、
こんなことをふと、
熊本市の課長さんと電話でお話ししながら、
思い出したのだった。

(つづく)

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