2016.11.19(Sat):ボランティア活動

 8月の一週間、私たち学生は熊本に滞在したわけだが、東京とは何かが違うと感じていた。それは自然環境とか人の多さとかとは異なる何かであったが、それが何だったのかは、ある学童保育施設でお世話になって初めて気がついた。
 私たちは、熊本の小学校で学習支援をさせていただいたわけだが、放課後は、この学童保育施設で同小学校に通う低学年の子どもたちと遊ばせてもらった。そこで子どもたちは、宿題をしてもいいことになっているのだが、ほとんどの子どもはすぐに遊びはじめる。遊びといっても、ファミコンやスマホゲームといった類のものではなく、将棋やオセロといった盤上のゲームであった。そこで私は子どもたちと対戦をしたわけだが、みんな強かった。約四十年ぶりということもあってか、手を抜いたわけでもないのに、オセロでは小学一年生相手に一回敗けてしまった。将棋にいたっては、終始押されっぱなしで、「もっと攻めたほうがいいよ」と子どもから指摘される始末である。
 室内だけでなく、外で遊ぶ機会もあった。鬼ごっこ、かけっこ、ドッジボール、鉄棒、タイヤを使った跳び箱など、こちらも約四十年ぶりに遊んでみて、五十を過ぎた私には体にえらくこたえた。一方、子どもたちのほうはというと、疲れというものを知らないのか終始動きっぱなしで、笑顔も絶えなかった。
 そう、ここが東京の風景とは違うところであった。たまたまなのかもしれないが、東京では、私が小学生だった1970年代のころのように、外で元気に遊ぶ子供の姿をめったに見かけない。その代わり、大人も含め、スマホゲームなどに興じる姿をよく見かける。しかし、熊本では、人口の違いもあってか、スマホをいじっている人の姿は東京のようには目立たなかった。
 同じゲームでも、スマホゲームなどよりは盤上ゲームのほうが頭を使うであろうし、身体も、室内より外で遊んだほうが鍛えられることはいうまでもないであろう。知力も体力も、この学童保育施設の子どもは自然と向上している、そう感じた。

1611 いくせいクラブ
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