2017.02.09(Thu):外交・安保問題

みなさんは
『進撃の巨人』という漫画を
ご存知でしょうか?

この漫画の『巨人』とは
プロ野球チームの“巨人”でななく、
人間がそのまま巨大化したような
人食い怪物みたいな生き物です。

物語は、
人類が巨人の脅威から逃れるため、
高くて強固な壁で囲んだ町に
居住していたところ、突然、
巨人の中でも特に大型のやつに壁を破壊され、
その他大勢の巨人が壁の中になだれ込み、
そこから巨人と人類との戦いが始まる
というものです。

さて、話は突然変わりますが、
先日、米国のマティス国防長官が
安倍首相と会談した際、
そして、一昨日、
同国のティラーソン国務長官が
岸田外相と電話会談した際、
両長官とも、
沖縄の尖閣諸島について、
対日防衛義務を定めた日米安保条約5条の
適用範囲であるとの認識を表明しました。

そして、それは大きなニュースとなり、
特に国防長官が安倍首相と会談した際は、
ニュース速報まで流れました。

それだけ、
日本政府のみならず、
報道機関はじめ多くの国民が
関心をもっている問題だ
ということなのでしょう。

ここで、
先ほどの『進撃の巨人』という漫画ですが、
人類は、大型巨人に壁を破壊されるまで、
壁によって巨人から守られている
という現実を忘れ、
平和に暮らしているというところから
物語は始まります。

今の日本はこの状況に似ている、
と個人的には感じています。

日本には自衛隊があります。

それにもかかわらず、
米国政府から
尖閣諸島が日米安保の適用範囲である旨
表明してもらう必要が
どうしてもあるようです。

そして『進撃の巨人』の人類にも、
巨人と戦う“兵団”があります。
しかし、その“兵団”は
巨人との戦いでは常に劣勢に立たされます。
やはり、
人類が長い間平和に暮らせた最大の要因は
強固で高い壁だったのです。

日本は中国、ロシア、北朝鮮などの脅威に
常にさらされており、実際、
年間九百回ほど
空自のスクランブル発進があります。

中国船による尖閣諸島沖の領海侵入も
未だに頻繁に起きています。

日米安保という“壁”がなければ
こうした中国らの挑発行為は
今の比ではなくなるでしょう。

トランプ大統領に対する
安倍首相・日本政府の一連の態様が
メキシコ、オーストラリア、そして
ヨーロッパ各国首脳らの毅然とした態度と
若干、様相を異にするのは、
日米安保という強固な壁を維持するため、
と理解すれば
分かりやすくなるかもしれません。

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