2017.07.01(Sat):わたしの信条

先日、安倍首相が、
獣医学部新設の全国展開を
突如表明したのを受け
日本獣医学会らが反対会見をした。

自民党の改憲案やその時期を
国会という場でなく、
新聞社関連の会合で突如発表した際も
同じ自民党の議員でさえ
驚いた人は少なくなかったようだ。

突如表明して、関係者を困惑させる。
小池都知事もそうだ。

会社などの組織で
働いたことのある方なら
すでにお気づきのことと思うが、
関係者と調整し、同意を得た上で
物事を進めるというプロセスを
とばしているのである。

自分のやりたいことを
関係者を無視して
自分の都合・タイミングで表明し、
しかも、それがある程度許される
こうした環境にある点でも共通している。

安倍首相は三年間民間企業に勤め、
小池都知事も十年以上キャスターを
務めた経験はあるようだが、あまり
調整を図り同意を得ながら事を進める
という仕事をしたことがないのだろう。

特に小池都知事は
“根回し”をしないという。

しかし、
否定的な“根回し”とは、
本来の議論の場が想定されているのに
事前に
一定の結論に誘導すべく裏で画策し、
本来の議論の場をセレモニー化し、
台無しにしてしまうことをいう。

小池都知事の
豊洲・築地の両市場を活かす
という案の場合は、
数ある会合で議論がなされてきたことの
どの部分を、どういった理由で
どの程度考慮して、
上述のような案に至ったのか、まず
市場関係者らに説明し、同意を得ながら
一つの結論に至る、
同時に、こうした過程をすべて
私たち消費者・都民に公にすること、
これこそが、彼女が常日頃いっている
“根回し”を避け、“見える化”する
ことではなかったのか。

たしかに、これでは時間がかかり
決まるものも決まらないかもしれない。

しかし、だからこそ、
豊洲移転問題には
時間が与えられていたのではないか。

また、関係者の意向を無視して
迅速に物事を進めるのも一つの方法で、
実際、小池氏も都知事でありながら、
地域政党の代表として
議会の多数派を掌握し、
知事と議会の二大権力を
自身の手一つに集約させようとしている。

それならば、
自分は独裁的な手法でやりますと
正直に言うべきであろう。

上の市場問題の決着の仕方のみならず
“希望の塾”の収入の使途についても
“都民ファースト”の公認候補選定
についても、
自分に都合の悪いところは
決して透明にしないところがある。

森友・加計問題も同様のことがいえる。

安倍首相にしても、
小池都知事にしても、
“説明責任”という言葉を
安易に口にしてほしくない。

むしろ
“自分は独裁的手法で進めます”
と潔く認めてほしい。

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