最近、大学の政治学の
ゼミで課題とされていたので、
明治・大正時代に活躍した政治家
『山県有朋』についての新書を
読んでみました。

これを読んで思ったことは、
今、麻生財務大臣、安倍総理の辞任が、
自民党にとっても必要だということです。

山県有朋は、衆愚政治を招くとして
普通選挙に強く反対していました。
政治が『エリート』によって行わなければ
国が滅ぶとまで考えいたようです。
また、参政権や表現の自由といった
人権意識にも欠いていました。

異常なまでの権力志向をいだきながらも
それに伴う責任は取ろうとしない
今の政治家や官僚にありがちな人物です。

このように人を見下しながら、
自らの言動には
責任を持とうとしなかったわけですから
国民から支持されることは
なかったようです。

そして、普通選挙ですが、
大正デモクラシーという大きな波の中で
とりあえず男性のみですが、
彼の死後間もなく実現します。

彼が長年、その卓越した政治力で
普通選挙阻止に務めたにもかかわらず
時代の流れに抗えなかった理由として
大きく二つあげられると思います。

一つめは、当時の
国民全体の大きな政治的熱量
そして、もう一つは、
山県有朋の世間受けしない人がら
だったと感じました。

逆にいうと、
国民全体が政治的に冷めているとき、
カリスマ的な政治家が現れたならば、
その政治家の想う政策が実行しやすい
ということです。

1970年代の田名角栄の列島改造や
2000年代の小泉純一郎の郵政民営化
などがその例ではないでしょうか。

今はどうでしょうか。
たしかに沖縄の米軍基地反対闘争など
目立った政治的な運動も見られますが
60-70年代の安保闘争のような
全国民的な大きな流れにまでは
なっていない気がします。

すなわち、今、国民は
昨今のスキャンダルと相まって
政治的に冷めているようです。

それにもかかわらず、
安倍政権が続投しても、
支持率を下げているわけですから、
憲法改正といった政策の実現は
難しいでしょう。

モンゴルのウランバートルで
拉致被害者を返してもらうという
まことしやかな噂もありますが、
拉致問題の解決といった
起死回生がない限りは無理でしょう。

現実的にはあり得えませんが、今、
小泉進次郎氏が総理大臣になれば、
自民党の政策、いや彼の想う政策は
実現するはずです。

さて、
冒頭に述べた政治学のゼミですが、
ネット上の履修登録もすませ、
課題の読書・資料作成もしたのですが
所定の申込用紙の提出が遅いという理由で
ゼミの参加を断られてしまいました。

数年間の国際公務員時代含め、
25年間の国家公務員としての経験や
自らの政治活動の実態など、
学者も知り得ないような実務面を
政治に興味をもつ若い学生に
伝えたかったのですが、
ちょっと残念です…
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