おもろい話やで | 日記
昨日、選挙期間中にも激励に来てくださった、
先輩でり、親友でもある "Nさん"に誘われ、
『かんぽ生命 健康づくりシンポジウム 2013』に行ってきた。

このタイトルだけだったら、行かなかった。

今、2020年夏季五輪実施競技の除外候補となって話題となっている
レスリングの吉田沙保里選手、そして
日本レスリング協会女子強化委員長で、至学館大学レスリング部監督、
というと分かりづらいので、
ロンドン五輪で吉田選手が金メダルを獲った直後に投げ飛ばされていた、
あの頭のまぶしい方、
このお二人のお話しが聴けるということで行ってみた。

お二人のトークは、ボケとツッコミ、間合いなどが絶妙で、
非常におもしろい。
ちなみに、ボケは頭のまぶしい方のほうである。


このお二人の話をうかがっていると、
話は、表面上、お二人の仲は決してよくなく、
選手が監督にここまで言っちゃっていいの?
という感じであった。

が、もちろん、強い信頼関係で結ばれているというのは、
会場にいたみなさんが言われなくとも分かった。

今、女子柔道選手に対する体罰が、日本柔道連盟のみならず、
日本オリンピック委員会まで巻き込んで大きな問題となっている。
個人個人の性格、性別、資質などにもよるのだろうが、
選手を威圧しながら育成するよりは、
やはり、こうした師弟の間柄のほうが望ましいように思えた。

具体的な栄監督(頭の光っておられる方)の指導方針は、
ネチネチというくらいに選手に説明すること、
そして、吉田選手のほうは、その説明に納得したら即頭を切り替える、
こうして吉田選手は強くなっていったらしい。

ちなみに、甲子園で三回の優勝実績がある智弁和歌山高校の野球部監督も、
やはり、選手に、練習の意味や理屈を説明した上で、
練習させることを心がけているらしい。

かつては、体罰による指導もされたこともあったらしいが、
それは、愛情からではなく、単に自分が腹を立てたからにすぎない、
自分の指導が足りなかっただけ、一方通行の独りよがりの指導だった、
ということに気がつかれてから、指導方針を変えられた
と、今夕のNHKの番組で紹介していた。


さて、お二人のお話しの中で意外だったのが、
オリンピック期間中、お二人とも、
尋常ではないほど相当のプレッシャーを感じていたということ。

栄監督は、吐きそうになったとおっしゃっていた。
私も、国家公務員という安定した身分をかなぐり捨てたものの、
選挙の準備に当たって、やるべきことがまるで分からず、
人も集まらず、不安で吐きそうになった経験があるので、
プレッシャーのレベルが違いすぎるものの、
お気持ちだけは、よく分かった。

吉田選手は、バラエティー番組にもよく出られていて、
キャラクターもバラエティー向き。
そんなイメージのある彼女からは、
プレッシャーで眠れなかったというのは、想像もつかなかった。

しかも、吉田選手、ご自身で墓穴を掘っておられた。
みなさん、ご存知のとおり、
吉田選手はオリンピックの開会式で日本選手団の旗手を勤められた。
最初に話があったときは、

  四年に一度のオリンピックの開会式で
  しかも、選手団の先頭に立って歩けるってすごい!

そんな感じで安請け合いされたらしい。

しかし、旗手を勤めた選手は金メダルを獲れないというジンクス、
開会式に出たら二週間後の試合まで選手村にいなければならない、
が、練習パートナーは普段なら三十人のところ、帯同したのはわずか二人、
つまり、環境を自ら悪化させてしまったわけである。

しかも、
昨年5月のワールドカップで破れたロシアのジョロボワ選手のことが、
いつも頭から離れないような状態。

栄監督は、三位以内でメダルを獲ってくれれば、
と思ったほどだったという。

そんな状況にもかかわらず、
選手村に応援にかけつけてきてくれた被災地の小学生らに笑顔で接するなど、
吉田選手のそうした人がらには、栄監督も感心させれらたとおっしゃっていた。

そして、見事、オリンピック三大会連続金メダル。

並大抵の精神力ではない。


先日、フィギュアスケート四大陸選手権で、
ショートプログラムで見事トリプルアクセルを決め、
浅田真央選手が200点以上の点数をたたき出し、
見事、女子総合優勝を成し遂げた。

ニュース映像で、リングに滑走していく彼女の背中が映し出された。
録画のはずなのに、ひしひしと緊張感が伝わってくる。

  自分だったら、プレッシャーで逃げ出している…

一流アスリートは、常人では耐えられない
それこそ血のにじむような鍛錬を何年も積み重ねている、
これだけでもすごいのに、
極度の緊張感に挑み、そして打ち勝つ。

  そんな一流アスリートを見たい。

時期は前後するが、昨年の暑い夏、夏休みを利用して、
ロンドン五輪のメダリスト一同を拝見できる銀座パレードに行った。

  こんな機会はめったにない。

そう、私もあの50万人のうちの一人だったのである。

人だかりがすごすぎるので、
メダリストが近づいてきているのかどうかさえ分からない。

しかし、声援の波が押し寄せてくる。
間もなく、観光用の二階建てバスの二階部分が見えてくる。


もう、オーラがまるで違う。
そして、何よりも美しい。

あの、伊調選手でさえ(すみません)。
水泳の入江選手、ボクシングの村田選手等々、
もともとイケメンだが、アイドルとはまた違って、
美しくてかっこいい、というか、うまく表現できない。

フェンシングの太田選手のはしゃぎっぷり。
準決勝で、残り1秒、逆転勝利をしたのだから、
その資格がある。

メダルを獲るまで、
ウエイトリフティングの三宅選手は十二年、
あの卓球の福原選手でさえ、二十年かかっている。

あきらめない気持ち、ということばでは足りない、
執念ともいうべきか。

  こんな方たちを携帯片手に写メを撮るのは失礼。

そこで私は、携帯をポケットに戻し、
握っていた500mlの水のペットボトルを地面に置いた。
周りのみなさんが携帯やスマホで写メを撮っている中、
私一人だけが両手で拍手してメダリストを称える。
しかし、そのときのメダリストの表情は、今でも眼に焼き付いている。

もちろん、メダリストのみなさんが、そんな私に気づくはずもない。
が、女子バレーボール選手のお一人が、
ずっと私のほうを見つめていてくださったような気がした。
そんな気がしただけなのに、恥ずかしくなって私のほうから目線をはずす。
勘違いも甚だしい、とはこのこと。


一流アスリートと、昨日のブログで言及した芸能人、
才能に加え、絶え間ない努力、強い気持ち、タフな精神力等々が
共通している。

だから、一流であり、あのオーラがある。


私のような凡人がこれらを備えることは至難の技。

そこで、TV、雑誌何でもいい、せめて、アスリートや芸能人など、
一流といわれる著名人にできるだけ接し、話をうかがうようにしている。


だから、昨日『かんぽ生命 健康づくりシンポジウム 2013』に行ってきた。



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