おもろい話やで | 日記
本日は、一昨日のブログのつづき。


東京地方裁判所の14階にある民事部に行って、
訴状を正式に提出する前にご相談。

建物は、自分が三年前まで勤めていたところだから、
緊張はまるでない。

私が国税庁の同期と同じように部長に昇任したところで、
給与の額とかは、月に数千円の違いしかなく、
退職金に反映されたところで数万円の違いにすぎない。
慰謝料も含めたところで、10万円程度だろうと思い、
10万円の請求にしていおいた。

ただ、本当の理由は、訴状に貼る印紙代を節約するため。
印紙代の最低額が1,000円で、
それに相当する請求額が10万円だったからである。

繰返し、きれいごとを言うが、
この裁判の真の目的は、お金うんぬんよりも、
介護や育児でご苦労されるであろう職員のため、
人事当局をけん制することにあるからである。


と、思いきや、裁判所の職員から言われてしまった。

『請求額は裁判官が決めます。』

と、いうことで、印紙代は、
後日、裁判官が決めた請求額に基づいて支払うことに。
訴状を提出する段階で、必ずしも印紙を貼る必要がないことは、
ここで初めて知った。

『訴状は、きちんと書けてるようですね。』

とお褒めのことばをいただいた。

三年前までは、仕事で、
刑事事件の訴状はいくつも目にしてきたから、馴染みはあったものの、
実際、ゼロから自分で書いてみるのは大変だった。
行政法や訴状の書き方の本も何冊も読んだし。

この職員の方、非常に親切な方で、
本人訴訟と知って、書類の添付の仕方やホチキスの止め方など、
いろいろ丁寧に教えてくださった。
自分も役所に勤めていたので、想像はしていたが、
こうした細かいところから、決まりがある。


そして、ようやく正式に訴状を提出。
と、思いきや、一時間近く待つ。

  日々、民事訴訟だけでも、こんなに訴えが起こされているのか…

さすがは、東京地方裁判所。

私の場合、行政訴訟で、被告は国になるので、
管轄は東京地方裁判所となる。
そして、被告の代表が谷垣法務大臣。

この谷垣大臣とは、ちょっとした思い出がある。
それは、谷垣大臣が当時の大蔵省の政務次官だったときである。
そのときのお話しをしだすと長くなるので、また、後日に。

さて、自分が訴状を提出する番になって、
職員の方に行政訴訟であることを申し伝える。
すると、職員の方が、一瞬、たじろいたというか、困惑したというか、
そんな反応ぶりだった。

  行政訴訟って、めったにないのか?

そこで、職員の方が二人がかりで、
訴状や添付書類をチェック。

10分ほど経って、

『三つの事件をいっしょに提起されてますが、
 事件名は、”等”を入れて一つにしていいですか?』

とだけ言われた。

私も、2/4付のブログで、
わいせつ系事件は、興味本位で傍聴する不届きな輩が多いので、
窃盗とか傷害とか他の事件といっしょになっている場合は、
”等”ということばで、
わいせつ系のほうの事件名が隠されることがある
と述べたが、この訴状の提出の段階でも、”等”が入ることを知った。

ちなみに、私の場合、行政訴訟だから、
もちろん、わいせつ系事件ではない。

正式には、
転任処分取消請求事件、
却下裁決取消請求事件、そして、
国家賠償請求事件の三つである。

さらに、郵便切手代がかかるので、
6千円の予納が必要だと言われた。

予納は、9階にある出納第二課という別の場所で行うのだが、
受付締切りの午後5時の1分前に滑り込みセーフで、
6千円を納める。

訴状を提出するだけで半日かかった。

だから、14階の入口には、
”午後は混雑しますので、なるべく午前にお越しくださるよう、
 ご協力のほど、よろしくお願いします。”
と、いった看板が置いてあった。


あとは、国、実際は、国税庁や人事院からの反論、
そして、裁判所からの呼び出しを待つのみ。

ちょっとだけ、楽しみである。


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