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マラソンのお話 | 日記
日本体育大学が30年ぶりの総合優勝!


「下級生がキャプテン」

昨年の箱根駅伝で、
日本体育大学史上最悪の19位で終わった直後の
監督の英断である。

理由は簡単明瞭、
一番はやいからである。

ここに実力世界の厳しさがある。

経験年数とは無関係に結果が問われる。

それがもっとも如実にあらわれているのが、
プロスポーツの世界や芸能界。
結果がともなわなければ、クビ。
芸能界でも出番がなくなり収入激減。

もちろん、実力とは関係なく、
先輩・後輩という関係はある。
一応、実力のある後輩でも、どんな先輩であれ
礼はつくす。


これを履き違えていたのが、大学時代の私である。

私は、上智大学で陸上競技部に所属し、
5,000m以上の長距離種目を専門にしていた。
零コンマまで結果が問われる厳しい世界。

といっても、私の場合、
専門というにはおこがましいほど遅かった。

上智大学には、陸上をはじめスポーツ推薦がない。
だからというわけではないが、
同じ部員でもかなりの実力差がある。

私がいたころは、1,500mを3分台で走る先輩や
3,000m障害で全日本インカレの決勝まですすんだ同輩がいた。

このお二人、当時であれば、
箱根駅伝を走っていても、おかしくないほどの実力者である。
本当に、アスリートとして尊敬すべき方々なのである。

が、当時の私は、このお二人をすごいとは思っていたが、
尊敬の念までは抱いていなかった。

その理由は、実力と礼節との区別ができていなかったこと。

これは、同時に、私の記録が伸び悩んだ原因でもある。

実力のある後輩でも、私に礼をつくしてくれる。
全日本レベルの仲間とまったくいっしょの練習ができる。

後者については、陸上の一流校では、到底考えられないことである。
まず、一軍、二軍などに振り分けられる。
と、いうか、遅ければそもそも入部さえできない。
入部できたとしても、記録が伸びなければ、
退部か、マネージャーをいいわたされる。

マネージャーがよくないという意味ではなく、
アスリートとして扱われなくなるということである。

全日本レベルの同輩が私と仲良くしてくれ、
実力のある後輩が私に礼を尽くしてくれた。

それで、私は、いっしょに練習させてもらうことのありがたさ、
そして、自分の実力のなさを痛感できていなかった。

最悪なのは、本当に悔しいという気持ちがなかったこと。

だから、悔しさをバネに練習をしてきた後輩にも
記録を抜かされる。
自分が練習をサボっていたわけではない。
血尿が出るくらいは練習した。

おそらく、悔しいという気持ちの強さの違い。

プロの世界のように、
結果がそのまま自らの生活に影響してこないだけに
厄介である。


今の私は、選挙に落選し、無職だ。

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