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マラソンのお話 | 日記
昨日10日、世界選手権の代表選考も兼ねた
名古屋ウィメンズマラソンが行われていた。

優勝した木崎選手や3位の野口選手のような
エリートランナーはともかく、
その他大勢の市民ランナーの場合、
少しでも前にスタートラインにつくことに一苦労。

今でこそ、チップというものを靴につけ、
スタートラインを踏んだ時から
タイムを計測してもらえるようになったが、
それでも、周りにランナーが多いと、
その分なかなか前に走れなくなる。

私も、ヨーロッパ滞在中は、
様々な都市のマラソン大会に出場したが、
(1/12付のブログご参照。)
だいたい、持ちタイムごとのグループに分けられるものの、
少しでも前に並ぼうと苦労した。

私が在住していたパリマラソンのスタートラインの並び方は、
当時は、招待選手以外は、早い者勝ち、
という大雑把なものだった。

だから、私も、正確な時刻は忘れてしまったが、
四月上旬の日の出の時刻ごろにスタートラインに立った。
それでも、招待選手以外で、前から五番目くらいだった。

四月に入っていたとはいえ、まだ寒かったので、
ランニングシャツの上から、
捨ててもいいボロボロの服を着て立っていた。

そのうち、前から小便が流れてきた。

  汚ね!何しやがる。

そう思ってから、1~2時間。
自分も小便がしたくてしたくてしょうがなくなってきた。

ここに着いたときは前から五番目くらいのはずだったが、
いつの間にか周りのランナーが増え、
身動きができないような状態になっていた。
そして、そのランナーの多くがその場でしゃがんで
小便をし始めた。

そして、私もついに…

日本だったら、絶対にしなかった。

走り始めたらトイレに行く時間がもったいない、
そんなことを思うほど、タイムにこだわっていた。

が、そのわりに、結果は、3時間かかってしまった。

そして、スタート時に脱ぎ捨てた服を回収するために
スタート地点に戻ったが、もはやそこに服はなかった。

そこで、ランニングシャツの姿のまま、
自宅に戻るため、地下鉄の駅へ。

そして、地下鉄に乗ると、
乗客の一人で、眼鏡をかけたご婦人が
私を見つけ、突然、拍手をし出した。
そして、他のお客さんも。

タイムは決して満足いくものではなかったが、
うれしいやら、恥ずかしいやら…

こうした経験も、日本ではできなかった。


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