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新聞の読み方 | 日記
2013.03.12(Tue):防災復興・原発問題
『もらった第二ボタン、土手に捨てちゃった。』

と話す、高校を卒業したばかりの女の子たちの大きな声を聞きながら、
渋谷公会堂を目指していた。

選挙公示日前日の公開討論会を、
板橋フォーラム(2/21付のブログご参照。)
と共催してくださった東京青年会議所の方から、
3月11日「東京から発信する被災地復興への道」と題するイベントがある
とfacebookを通じてご案内をいただいたので、
参加させていただいた。

と、いうのも、丁度一年前は、亡くなった父の百か日騒動で、
(1/29付のブログご参照。)
14時46分に、南宇和郡愛南町で鳴るサイレンと、
お寺さんの鐘に合わせて、黙とうするくらいしかできなかったので、
今年は、せめて被災地に想いを寄せようと思ったからである。

そのイベントの趣旨は、
福島の農産物をはじめとする風評被害を無くしていこう、
被災の記憶の風化を防ごう、そして、
個人個人が、被災者のために何ができるかを考えよう
ということだった。

被災地でご活躍されている方々のお話しをうかがっていると、
みなさん、大げさにいうと、
それこそ人生をかけて行動されている、
それ相当の覚悟をもって臨んでいらっしゃると感じた。

猪瀬都知事もビデオの中でおっしゃっていたが、
福島を観光して(東京では、一泊あたり3千円の補助あり。)
福島の現状を知る、
福島県の特産物を購入するなどして、風評被害をなくしていく
こうしたことだけでも、被災地のためになるということであった。

私は、だんだん後ろめたくなってきた。
自分は、被災地や被災者のために覚悟をもって行動をおこすことができない、
観光や農産物の購入さえ、一円でもおしくなってためらってしまう。

それも、選挙活動のためという利己的な理由で…
被災地復興のための政治を実現しようとは思うものの、
ダイレクトに行動を起こすほどの気持ちもわいてこない…

『被災地や被災者に想いを寄せるだけでもいいんです。』
という主催者のお言葉を慰めにして、会場を出る。


すると『被災者の方々へのメッセージをお願いします。』といわれ、
不意にペンとハガキを渡された。

頑張ってください、といったおざなりな言葉は絶対書けないと思い、
しばらく考えた。

  自分も福島の原発や農産物の恩恵にあずかってきたかもしれない。

  燃料プールにある使用済み燃料がむき出しになっていたなら、
  首都圏を含め3千万人以上の人が避難生活を余儀なくされていたかもしれない
  ともいわれている。

そう思い
「みなさんのご苦労の上に、今の私の生活が成り立っていると思っています。
 本当に感謝申し上げます。」
と書いておいた。

これを被災地の方が実際にご覧になったら、どう思われるか、
私には、すぐに、そこまで想像する能力はなかった。



”公益社団法人青年会議所”
聞いたことはあっても、何をしている団体なのか知らなかったし、
知ろうともしなかった。

若い人が集まって、何かイベントを開催している、
その程度の理解であった。

が、公開討論会を開いて各候補者の考えをみんなに知ってもらう、
東日本大震災の日にイベントを開催して
風評被害をなくし、被災の記憶の風化を防ぐ、
こうした ”公益社団法人”の名のとおりの活動をされていることを
改めて知った一日であった。


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