FC2ブログ
おもろい話やで | 日記
今、北朝鮮によって緊張が高まっているが、
こうした状態になる遠因について考えたことがある。

それは、ぐっと身近なところで、
具体的には、公務員だったとき
異動の度に感じていたことである。

国税の職場に入って二十年目、
『20年を振り返って』というお題で寄稿するよう依頼があった際、
そのことについて書いたので、
本日は、そのときの文書を以下にご紹介。

「二十年、スポーツ界ならそろそろ引退、
 職人なら一人前になって間もない、といったところか。
 一口に二十年といっても職種によって意味合いが異なってくる。
 税務の職場は、職人の世界のほうに近いのだろう。

 しかし、私の場合、この二十年間、あまりに異動が多かった。
 しかも、職種が違いすぎる。
 国税庁、東京国税局、札幌国税局、関東信越国税局、
 税務大学校、旧大蔵省、衆議院調査局、東京地方裁判所、
 OECD(経済協力開発機構)、そして東京国税不服審判所、
 それぞれのところで職人に近づこうとしたが、
 2~3年では限界がある。

 また、必ずしも国税の職場にいなかったので、
 二十年といっても正直、特別な感情は湧いてこない。
 国税に忠誠を尽くして二十年、というわけでもなく、
 公務という漠然としたものに従事してきたという程度で、
 二十年という年数に節目が感じられない。

 ただ、目まぐるしい異動で得られたものもある。
 それぞれの職場で求められる能力や行動などが、
 微妙に、所によっては、大きく異なる。

 だから、この二十年間、
 異動の度に多少のストレスを感じてきたが、
 この種のストレスが異文化間の衝突、ひいては
 戦争までつながることもあるのではないかと思うことがある。

 自分が所属している組織、社会、国家での決まりを当然視しがちだが、
 外からの視点や柔軟性といったものも大切にしていきたい。
 
 こう思えただけでも、この二十年は意味があったか。」


スポンサーサイト




Tag:
| TrackBack:0
TrackBackURL
→https://inoino700.blog.fc2.com/tb.php/117-7b057b1c