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東大合格のための勉強方法 | 日記
東大文系数学では4問出題されます。

あくまで、個人的な感想ですが、
うち1問は、数学をふつうに勉強していれば
誰もが解けるであろう基本的な問題。

1問は、とてもじゃないけど解けそうもない問題。
これは、完答しようとしても時間の無駄です。
せめて一部解答にとどめ、早くきりあげないと、
はまってしまい、かえって合格が遠のいてしまいます。

そして、残りの2問が合否を分ける問題で、
本番では、この2問に集中すべきでしょう。

合否を分ける問題、
というと、ぎょうぎょうしく聞こえますが、
文系の場合、一度は見たことがある
いわゆるベタな問題です。

ただ、相当な数の問題を解いた場合のはなしです。
高3や一浪のときの私は、今から思い返してみると、
解いた問題の数が絶対的に不足していました。
ですから、当時、東大を受験していたとしても、
一度は見たことがある典型問題とは思わなかったことでしょう。

問題数としては、月刊の「大学への数学」やZ会の通信添削の問題などを
まじめにやっていれば、大丈夫だとは思います。
ただ、解くことをすぐにあきらめず、
とにかく、さまざまな解法を試みるなどして
考えることがもっとも重要です。

この点、解答をすぐみることができない通信添削がお勧めです。
しかも、いい点数を取ろうとするので、
考えることをなかなかあきらめられないからです。

ただ、私の場合は、考えることに少し
時間をかけすぎていたような気がします。

解答をみるときでも、
注意をしなければならないのは、
機械的に解法を憶えようとしてはいけない
ということです。
これで私は、高3や一浪のとき失敗しました。

例えば、過去の東大入試では、
誰もが「憶えている」公式を証明させる問題が
出されたことがあります。

やはり理解をすること、そして、
ここでも他の解法がないかを考えることです。
と、いうのも、東大数学では
さまざまな解法で解けるような問題が出され、
発想力が試されているからです。

また、典型的な解法では計算などで時間が
かかるような「細工」が施されていることもあります。
工夫された解法には、高得点が与えられる、
というまことしやかな話もきいたことがあります。


私の場合、3問解き、うち3問とも計算ミスで
完答には至っていません。ツメが甘かった…

他科目もありますが、それで合格したのですから、
やはり、解答にまで至る過程にも
かなりの配点がなされているものと思われます。

なお、過去の東大入試では、
πが3.14を超えることを証明させる問題が
出されたことがあります。

この問題は、”πは3と教えれば十分”という
ゆとり教育時代に出された問題です。
  こんな数学教育でいいのか?
という警鐘を鳴らした問題といえるでしょう。


私自身もある公務員試験の問題を作成したことがあり、
やはり、そのときは、
  こんないい加減な政策でいいのか?
と、後の受験生にも訴えかけられるような問題を作成しました。
それは、具体的には、次のとおりです。

昭和62年に旧国鉄がJRに分割・民営化された際に残った旧債務のうち、
結局、約24兆円が、平成10年に国の一般会計に承継されました。
このとき、債務償還の財源に充てるために創設されたのが、
たばこ特別税です。
だからでしょうか、JRのプラットホームでは私鉄と比べ長い間
喫煙所が設けられていました。
ちなみに、この特別税、加藤紘一先生の鶴の一声で決まったものです。

ただ、この税収は年に2,500億円程度で、まったく足りません。
それでは、どうするか?

なんと、その他の償還については、当面は、
一般会計の歳出・歳入両面にわたる努力により対応をする、
ということになったのです。

なんたる、いい加減な政策。

そこで、私は、これを正解肢とする選択問題をつくりました。
通常の受験生なら、まさかこれが正解だと思わないだろう
と考え、この問題をつくったところもあります。
が、それよりも、過去問を学習する公務員受験生をはじめ、
このいい加減な政策を世間に知らしめるために
この選択問題をつくったのです。


大学入試をはじめ試験問題には
作成者のメッセージが隠されていることがあります。

余裕があったら、そんな問題作成者のメッセージを
見つけてみてはいかがでしょうか。


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