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新聞の読み方 | 日記
2013.03.30(Sat):憲法・法律問題
司法試験の年間の合格者数を3千人にする
という政府の目標が撤回されるらしい。

そもそも、この目標は、
社会が多様化・グローバル化する現在、
社会人や理系出身者など多様な人材の確保、
法曹人口の少ない過疎地域の解消、
こうした司法制度改革の必要があって打ち出されたものである。

ただ、こうした一連の改革は、
訴訟が身近な社会を前提としていたはずである。

実際、弁護士会も、
訴訟にも医療と同様の保険制度の導入を図るなど、
政治への働きかけを以前にも増して強めてはいる。

しかし、医療との決定的な違いは、
人間、必ず、けがをしたり、病気になるが、
訴訟にかかわることは、めったにないというところである。

訴えるにしても、数十万円はかかるし、
そもそも弁護士に相談するだけで、最低、数千円はかかる。
今は、法テラスといった
無料相談ができるところもあるにはあるが。


だから、金銭的にも、慣習的にも、
庶民が気軽に訴えを起こすことができる世の中、
そんな世知辛い世の中にしない限り、
合格者数を増やす意味はない。



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