FC2ブログ
新聞の読み方 | 日記
2013.04.16(Tue):憲法・法律問題
先週の衆議院予算委員会で、
民主党の代議士が安倍首相に対し、
自民党の憲法改正草案について質問をしていた。

自民党という政党のことに関して、
内閣の一員である首相に質問するのも、どうかとも思ったが、
国会で、しかも国民にアピールするような形で質問するためには、
これしか方法がなかったのであろう。


そこで、誠に恥ずかしながら、
初めて自民党の憲法草案なるものをじっくりみてみた。

まず、驚いたのが、国民にも憲法尊重擁護義務を課していたこと。
これは、憲法の意味をまったく理解していない。

そもそも、憲法とは、絶対王政を否定するため、
権力を制限することにより国民の自由や平等を保障する、
こうした考えを基本理念としている。

だから、現行憲法も、99条で、
国会議員や裁判官をはじめとする公務員、
天皇にまで憲法尊重擁護義務を課している。
しかし、国民には課していない。

自民党のQ&Aによると、
国民も憲法を擁護するのは自明
といったことが書かれているが、これは事実上の問題である。
これを憲法に明記することは、
憲法に異質なものを盛り込むことになる。
憲法に明記することではなく、明らかにおかしい。


次に、大きな争点となるであろう9条の問題。
自民党案では、国防軍の創設となっている。
その理由については、Q&Aによると、
軍隊を保有することは今の世界の常識、
といった単純な現状追認ということになっている。

この問題については、私は、結論としては賛成するにしても、
もっと、日米安保も含めた将来のわが国の安全保障のあり方を
国民全体で検討する必要があることは、
4/6付のブログでも述べたばかりなので、ここでは、これ以上は語りません。


さらに、民主党代議士が指摘していた、
21条の表現の自由、
その中でも、結社の自由の問題。

自民党案では、
公益及び公の秩序を害することを目的とした結社は認めない
と追記されている問題である。

この改正は、Q&Aによると、
オウム真理教に対して破壊活動防止法を適用できなかったことへの反省
を踏まえたものらしい。
しかし、これは、サリン事件が起きてからの問題。


これ以上は、ちょっと長くなりそうなので、
つづきは、後日にさせてください。


スポンサーサイト




Tag:
| TrackBack:0
TrackBackURL
→https://inoino700.blog.fc2.com/tb.php/135-8ef477fb