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2013.05.28(Tue):経済・税金問題
株価のお話しではない。

景気やアベノミクスについて語るテレビを見ていても、
株式投資をする余裕のある人の話だったり、
宙に浮いたようなことしか言わない
”専門家”の話ばかりなので、
非常に限られた地域の話で恐縮だが、
毎日、買い物をしている私なりの実感をご報告したい。

物の値段のことである。

4月に入って、ペットボトル飲料や納豆など
石油関連商品を中心に値段が上がり始めたことは
4/25付のブログでも述べた。

そこで、私のような普通の消費者はどういう行動をとるか?

アベノミクスの成功を祈って、
国の将来の景気のことを思い、
物の値段が多少高くなっても購入する、
というようなことは決してしない。

消費者をなめてもらっては困る。

給料が上がったわけではなく、
また、年金生活者のように、
そもそも給料をもらっていない消費者がまずとる行動は、
たとえ飲食物であっても消費量を抑えることから始める。

だから、商品の売れ行きが4月以前に比べ、
落ちていることは視覚的にもすぐに分かった。

あるいは、私なんかもそうだが、
老齢者を除き、元気のある人は、
少しでも安く売っているところを
行動範囲を広げて探し始める。

私も実際、今まで、
直近のスーパーマーケットで買い物をしていたが、
歩いて10分ばかりのところに、
牛乳、納豆、ペットボトル飲料、
そして仏壇に供える花がより安く買えるところを発見。

以後、商品別に、買うところを変えている。
ただ、こんなことは、
主婦の方にとっては当然のことではあるが…

その結果、どういうことが起きているか?

物の値段が、また下がり始めているのである。
しかも、商品によっては、
4月以前と比べてもより安く。

その分かりやすい例が、これも先日のブログで述べた
大手牛丼チェーン店の牛丼の値段である。
この現象が、いろいろな物に起き始めているのである。


アベノミクス、
高級品を購入したり投資をする余裕のない
ふつうの消費者をなめてもらったら、困る。
きっと、痛い目にあう。

現在は、円安という単純な理由で、
輸出企業の業績だけは好調なようだが、
早く給料を上げるとか、
成長戦略を成功させないと、
物価や金利だけが上がっても景気は冷え込むという
スタグフレーション、
そして財政破たんに陥りかねない、
ということは、このブログでも何度も述べてきた。

しかも、この成長戦略がくせ者。
一本目の矢(財政出動)と二本目の矢(金融緩和)と
大きく異なるところは、
抽象的で曖昧もことしているところ。
だから、たとえ実行しなくとも、
いつまでもきれいな言葉だけを並べておけば、
その場はしのげる。

普段、買い物もせず、
景気やアベノミクスを抽象的に語るだけの
”専門家”や政治家の方々も
もう少し、ふつうの消費者の手ごわさを知ったほうがいい。


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