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実録!衆院選挙に立候補したときのお話 | 日記
平成24年12月1日(土) -公示日まであと3日-


朝起きて最初にやったことは、お寺への連絡。
選挙の準備で頭がいっぱいだったため、
父の一回忌の日程と参列者の確認を忘れていた。

あと、大阪で愛飲していた青汁の契約をストップする連絡も。
そうしないと、明日、誰もいない大阪の宿舎に
配達しに来ていただくはめになってしまう。

その後、再び頭を選挙モードに、

  とりあえず、明日までに都庁でチェックしてもらう必要のある
  書類を作成しなければ、
  あと、マスコミからのアンケートにも答えて、

  そうそう、二日前に頼まれていた共済組合員証と
  記章も大阪国税局に返送しなきゃ。

  そうそう、三日前に頼まれていた、戸籍謄本
  速達代分の切手を宇和島の役場に郵送しなきゃ。
 
  んっ、待てよ。
  二日前、戸籍謄本が自宅に届いて中断しちゃった、
  事務所の看板の調達や備品のレンタルもしなきゃ。


再び頭がごちゃごちゃになった。

  とりあえず、今日は内部事務にしよう。
  まずは…、今、土曜日の午前中だから、
  書類を作成するのも超重要だけど、
  看板の調達と備品のレンタルから。

と、ネットで何社か探し、連絡…
が、備品のレンタルのほうは、二日前の選挙カー同様、
今さら無理だった。

公示日まであと3日。
全国で300選挙区。

もう、どこも備品はすべて貸出中。

ただ、事務所にかかげる看板や幕だけは購入できそうだ。
土曜の午前中ということもあり、申込みはドタバタ。
超特急料金も払うはめに。

しかも、この選挙用品を扱う某有名業者、雰囲気がよくなかった。
HPにのっていた携帯番号にかけたら社長の携帯だった。
迷惑そうに、事務所に連絡するように言われた。

  だったら、土日・至急時はこちらに連絡、とかHPにのせるなよ…

そして、後日、トラブルが発生することになろうとは、
このとき想像する余裕さえなかった。


  さて、事務所の備品のレンタルが不可能であれば、
  購入をしなければ。

しかし、机、いす、電話・FAX…そもそも何を揃えていいのか、
選挙をしたことがない私にはすぐに思いうかばなかった。
思いうかんだとしても、
それぞれの備品ごとにネットで業者を探しているひまもない。

  もう、さすがに書類を作成しなきゃ。

書類の作成中ではあったが、郵送しなければならないものもあったので、
郵便局が閉まる前に郵便局へ。

と、そのとき、維新の会の地方議員のお一人である ”甲先生”から携帯に連絡があった。
なんと、ご自身の自動車を私に選挙カーとして貸し出してくださると
おっしゃってくださった。
どうやら、私の現状を知った ”責任者”が手配してくださったようだ。

とにかく、ありがたかった。

実は、このとき、私は選挙カーをあきらめ、
自転車で選挙区を回ることを考えていた。
しかし、選挙のプロには考えられないことだったらしい。

自転車をこぎながらマイクでうったえかけることができないので、
タスキをかけたおっさんが自転車で通りすぎていくだけになるらしい。


夕方、昨日撮影した写真館に向かう。
写真はデータとして送信してもらうことも可能だったが、
選挙公報に使用する写真は、
指定の台紙に現物を貼る必要があった。

その途中 ”責任者”から携帯に連絡があった。

  もう一人の ”府議の先生”が、
  全国の候補者の支援をしていたところ、
  急きょ、明日一日だけ
  私に付きっきりでお手伝いしてくださる、
  そして、間もなく東京に到着すると。

よほど、私の準備状況が悲惨に思えたのであろう。
とにかく、私にとっては、本当にありがたいお話であった。


書類をすぐにでも作成する必要があった私は、
道すがら、必要な印鑑を購入し、いったん自宅に戻った。

先ほどの連絡があって3時間ほど経っただろうか。
”府議の先生”が池袋のホテルに到着されたということで、
池袋に呼び出された。

池袋駅前で ”責任者”、”府議の先生”そして、他の候補者と合流。
府議のお二方は、お酒をかっくらいながら
私の到着を待ってくださっていたようだ。
そして、昨日借りたばかりの事務所に、飲酒をしていない他の候補者の車で向かう。

車内で、現状を報告。
事務所内の備品の調達、選挙カーの装備、マイク等の準備、
そして選挙スタッフ集めがまるで出来てないことを。

府議のお二方は、今まで何をやっていたんだ、という表情。

『板橋区の人口は?』

「いや、資料だけは区役所でもらいましたが、
 まだ見てません。」

『そのくらい、調べとかなきゃ』

  そんなことは、言われなくても分かっていた。
  ただ、そんなこと調べているより、
  先にしなければならないことが山ほどあった。

私としては、頭の中で、やらねければならいことを
とりあえず優先順位をつけて十個ほど並べていた。
そして、一番目、二番目、三番目…と片付けていく。
これらの手順を知らず、でも
五番目、六番目が必要であることだけは知っている人からみると、
私は何もしていないように映ったのであろう。

人を思いやること、それは想像力。

こう、理屈っぽい反論をする気力も、勇気もなかった。

『候補は、HPも、ブログも、FaceBookも、Twitterも
 何もしてないんでしょ。
 それで、どうやって有権者に知ってもらうの?
 このままじゃ、供託金没収だよ。』

正論をぶつけながら、
大阪からの応援隊は、私をどんどん精神的に追いつめていく。

『ポスターの掲示板の数は?』

「495箇所です。」

さすがに、そのくらいは知っているか、
という表情をしながら、こう続けた。

『ポスター貼りの要員は?』

昨日、区役所で思い浮かんで以来だった。

「まだ、目途がついてません。」

「いいわけに聞こえるかもしれませんが、
 何も準備してこなかったわけではありません。」

こう、こたえるのが精いっぱいだった。

やる必要のあることをけしかけるだけでは支援にならない。
要は、言い方の問題。
言い方によっては、支援どころか、精神的においこむだけになってしまう。
こんなことも、分からないのか…


こう、理屈っぽい反論をする気力も、勇気もなかった。

見かねた ”府議の先生”が知人に連絡し、
選挙カーの装備を依頼してくださった。


事務所に到着した。

『いい場所、見つけたね。』

『広さも、ま~十分か。』

『んっ、病院の近くか… 大きな音出せないね。』

  さすがは、選挙のプロ。

と、同時に、
この時期に、こんないい場所を借りることができた理由が分かった。

”責任者”は、その事務所を写真に収めていた。

”府議の先生”とは、翌日、落ち合う時間と場所を決め、解散した。


午前12時ちょっと前に自宅に戻り、
書類作成のつづき。
完成したのが夜明け前。
と、いうより、書類の内容がよく分からないものもあったので、
とりあえず完成したと思ったのが夜明け前。

この後、選挙公報の原稿書きが残っていたが、
これは、有権者にアピールするのに重要な手段。
スッキリした頭で書きたかった。

  少しでも寝てから書こう。




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