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2013.09.02(Mon):外交・安保問題
昨日は防災の日。
関東大震災が起きたのは90年前。
風向きの定まらない
風速10メートル以上の強風が巻ったこともあり、
地震で生じた火の手はあっという間に広がり
今の江東区や墨田区など東京下町は焼け野原になった。

それから、22年も経たないうちに、
同じ場所がまた焼け野原になった。
今度のは人災である。

東京大空襲である。

逃げ込んだ下町の防空壕の中で、
私の母はのん気に歌を唄っていたらしい。
祖父は、逃げ込んだ防空壕が危ないと直感し、
そこから祖母や母らといっしょに逃げ出し、
その後、実際にその防空壕は崩れたとのこと。

はぐれたら、
B29が爆撃しないであろう
国会議事堂で落ち合うことに決め、
その後、実際、家族はバラバラに。

しかし、奇跡的に
国会議事堂以外のところで再会できたらしい。


戦争とはいえ、
無抵抗の数十万もの民間人の頭の上に
爆弾や原爆を平気で落とすような
人権感覚はどうかしている。

私がパリに在住していたころ、
フランス人に対し、原爆投下は
武器を使って相手を傷つけても
絶対殺してはいけないという暗黙のルールの下
ケンカしているところに、
早々に決着をつけるべく、ひん死の相手を
いきなり銃で殺したようなものだ
と言っても、
例えが変だとしか言われなかった。

いじめ対策など
やるべきことは他にたくさんあるはずなのに、
暇を持て余したのか、
自らの権限を使いたくなったのか、
どこぞの教育委員会は
『はだしのゲン』の閲覧を制限しようとした。

あるTV番組のコメンテータもおっしゃっていたが、
アメリカ映画などを観ていて感じるのは、
日本人以外は、
核爆弾を単なる超大型爆弾と勘違いしているのではないか、
ということ。
これも、原爆による被害を
直視しようとしないからではないか。


それから、50年後、松本や東京で
サリンがばらまかれ、死者も出た。

今、北朝鮮は、
大量破壊兵器を持とうとしている。

しかし、アメリカは、
軍事介入しようという気は
まったくなかったし、ない。

大量破壊兵器のないイラクを攻撃し、
どこからも、何らおとがめを受けなかった
アメリカは、
化学兵器を使用したということで、
シリアに、いきなり軍事介入しようとしている。
化学兵器が使用されたときと同様、
民間人にも犠牲が出るかもしないのに。

しかも、国際社会ではなく、
アメリカ国民の代表たる議会の承認を
得ることに努めている。

この国には、何年経っても変わらない
特異な価値基準があるようだ。


東京の下町は、20年余りの間に、
大地震と空襲で二度も焼け野原となったばかりか、
明治から戦後にかけ、
何度も台風などによる水害にさいなまれてきた。
それでも、その度に復興してきた下町のたくましさは
今も変わっていない。


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