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2013.10.09(Wed):経済・税金問題
最近、地下鉄の駅や郵便局、
そして派出所などで
なでしこジャパンの
佐々木則夫監督の顔がでかでかと写った
巨大ポスターが目につく。

ポスターには、
“国土強靭化”という文字がある。

“国土強靭化”とは、
改めてネットで調べてみると、
東日本大震災の復興推進に加え、
首都直下型地震や南海トラフ地震などの大災害に備え、
老朽化した道路や港湾・空港、下水道、公共施設
といったものの改修を進めることをいうらしい。

昨年の民主党政権時代から、
自民党が掲げていた主要政策の一つである。

特に、最近は、
7年後の東京オリンピック開催も決まり、
社会インフラ整備には追い風が吹いている。
実現は無理みたいだが、
オリンピック開催までに
リニアモーターカーの開通や
高速道路や電柱の地下化が実現すれば、
世界の日本を見る眼は変わるだろう。

しかし、
“国土強靭化”には、
10年間で200兆円もの巨額投資が必要らしい。

たしかに、
人の生命や財産の保護にかかわる問題なので、
“国土強靭化”は必要だ。

ただ、一方で、
国と地方を合わせた借金額は
1,000兆円を超えていることも忘れてはならない。

そのために消費税を引き上げるのだから、
無駄遣いは決して許されない。

安倍総理は、
消費税の8%への引上げを決めた先日の記者会見で、
増税分は、すべて社会保障にあてると明言していたが、
いわゆる『消費税増税法』の付則18条
(いわゆる『景気条項』)では、
増税分を公共事業にも回せることになっている。

ブームにのっかった、
ゼネコンのためだけの不要な公共事業、
オリンピック後に不要となりそうな設備の建設
こういった公共事業がないか
目を光らせる必要があろう。


それにしても、
“国土強靭化”のポスターなのに、
なぜ、佐々木則夫監督?

これもネットで調べてみると、
どうやら、
『強くて、しなやかなニッポンへ』
というのがスローガンになっていて、
それが、なでしこジャパンと通ずるところがある
ということみたいだ。

でも、佐々木監督のお顔だけからは、
つまり、あのポスターからは、
防災・減災などのためのインフラ整備というのは
微塵のかけらもイメージできない。

佐々木監督がいけないというわけではないが、
他に起用すべき人やデザインはなかったのか。

この広報費だけでも
無駄遣いといえるのではなかろうか。


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