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2013.10.18(Fri):憲法・法律問題
最近、ニュースになっている
『特定秘密保護法案』。
本来、国民が知るべき情報まで
秘密にされてしまうのではないか
危惧されている。

だから、与党内でも
公明党は、この法案に消極的だった。
が、『知る権利』や『報道・取材の自由』などの
文言が明記され、担保されることで、
この法案を了承することになった


もともと昔は、王様独裁の世の中だった。
例えば、王様が自分勝手に税金をつくることができた。

しかし、こうした独裁をやめさせるために、
権力を王様一人に集中させることから
多くの機関に分散させる
という方法がとられるようになった。

例えば、立法権は国会、行政権は内閣、
そして司法権は裁判所という三権分立も、
権力を分散させる手段の一つである。

そして、同じ国会でも、
衆議院と参議院とに分けることで、
権力の分散が図られている。
だから、衆参のねじれというのは、
決して悪いことではない。

むしろ問題は、妥協力の欠如にある。
“妥協”とは、一方的に譲るという意味ではなく、
お互いが譲り合って一致点を見出すという意味だ。

ねじれ結構、
そのねじれ状態から妥協点を見出すこと、
しかも、素早く妥協することこそが、
独裁政治を防ぐための、
政府与党の独善を防ぐための、
本来のあるべき姿なのである。

それなのに、
衆参のねじれは、
決められない政治を生むから悪い、
参議院は不要、あるいは、
ねじれが解消してよかった、
というような言われ方をされる。

それまでは、
参議院は衆議院のカーボンコピー
と揶揄されていたのに…

そうではなく、
今回の特定秘密法案の与党内合意でみられたような
素早く妥協する力があればいいのである
(ただ、集団的自衛権や消費税の軽減税率など
 自民党・公明党間で懸案事項は多い)。

その力が政治家にないから、
政府与党や衆院の暴走を防ぐための
“ねじれ”が悪者扱いにされるのである。

最近の米国議会にも
同様の状態が見受けられる。

ただ、
妥協する力を身に着けるのは難しい。

長くなりそうなので、つづきは後日。


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