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実録!衆院選挙に立候補したときのお話 | 日記
平成24年12月7日(金)~9日(日) -選挙運動4~6日目-


ウグイス嬢さんに来てもらうまでは、
一人で自己紹介や名前を連呼していた。

だから、演説中はもちろん、
選挙カーで移動中も休む暇がない。

もちろん、コンビニに寄ってトイレ休憩をしたり、
ファミレスで昼食をとる時間はつくった。
ちなみに、コンビニではトイレを借用する前にきちんと断り、
その後は食べ物や飲み物も購入した。

こうした休憩時間も、たまっているメールや留守電をチェックし、
場合によっては返答のメールを打つ。
本当は、寝不足もあり、軽く眠りたかったのだが、
なかなかその時間もない。
つまり、休憩時間といえども、休めなかった。


だから、ウグイス嬢さんに来てもらったときは、
助かったと思った。

しかし…

ウグイス嬢さんからアドバイスを受けたのは、
候補者本人からマイクをにぎってうったえかけたほうが
有権者にアピールできるということ。
特に、信号待ちのときに自己紹介をするといいといわれた。

なるほど、と思い、
最初は信号待ちのときに自分がマイクをにぎるようにしていた。
しかし、だんだんと、自分がマイクをにぎる時間が増えていった。
ウグイス嬢さんは、自分が疲れだすと、

『それでは、候補者本人からうったえかけさせていただきます。』

と、突然、私にふる。

私も自らうったえかけたほうがいいと思い、
そのままマイクをにぎる。
マイクをにぎっていないときは、
窓から身をのり出し、有権者に大声でうったえかける。

自分が休んでいる姿は有権者に見せられない。


運転手さんは、板橋区に詳しい方ということだったが、
それは、昔、仕事上で板橋区に来ることが多かったということで、
最近の街のようすまではご存知ないらしい。
しかも、定年を終えられたご年齢ということもあり、
カーナビもお使いにならない。
行き先や演説する場所は、行き当たりバッタリで、
私が、その場その場でカンで決めていく。

まさに、ゲリラ戦法。

だから、私が次に行く場所を決めると、
運転手さんと助手席にいる私とで、
地図を広げながらその場所や道順を確認してから出発する。
そして、運転手さんは、カーナビを使わず、地図を頼りに運転。
私も時おり指をさしながら、行く方向を指示する。

と、いった具合に休む間などない。


演説する場所は、ときわ台駅や成増駅といった東武東上線の駅前、
そして、高島平団地であることが多かった。
後は、選挙カーで通っていて、住民が多そうな集合住宅が見えたら、
そこでいきなり止めてもらって、演説をしていた。
おそらく、一日十か所以上、演説をしていたと思う。
時には、ファミレスの裏で演説をしたこともあった。
もちろん、付近の住民の方の了承を得て。


また、集合住宅の場合は、まるで人影が見えず、しかも
最近の住宅にいたっては防音サッシが充実しているので、
本当に聴いてくれている人がいるのか、最後まで不安であった。
時には、うるさいとの苦情があるから他でやってくれ、
と管理人さんに注意をされたことも多々あった。

住民の方からも直接、
  うるさい!
  いつまでやっているんだ!
と、怒鳴れたこともあった。

  あっ、聞こえてはいるんだな…

こんな感じなので、友人・知人やマスコミの方から、
前もって演説の場所や日時を教えてくれときかれても、
お答えのしようがなかった。


このころは、区内のあちこちを廻っていたものの、
不思議と他の候補者を見かけることが少なかった。
現閣僚候補の選挙カーを一度見かけたことがあったが、
実におとなしい選挙活動、という印象だった。
さすがは、5期連続当選、
野党候補は新顔ばかり、余裕だったのであろう。


それでは、最後に、このころの私の演説内容を紹介します。
ちょっと、長いです。

  みなさん、政治家の言うことはみんな抽象的で、迫力がないと思いませんか。
  他方、石原代表と橋下代行の言葉は、内容については賛否両論ありますが、
  少なくとも具体的で、迫力がある。
     
それは、なぜか?
  
石原代表も橋下代行も東京、大阪の二大都市で改革を行ってきたからです。
  自ら現場を知り、改革の必要性を肌身に感じ、そして、実際に改革をし、
  かつ国の規制という壁にぶち当たった。
  実際に苦い思いをした。
  だからこそ、どんな規制を撤廃すべきなのか、どんな規制改革が必要なのかを、
  具体的に、自らの経験を通じて知っているからです。

  したがって、私も現場を知る政治を行っていきます。
  実際にみなさんが何にお困りなのか、何をどのように変える必要があるのか、
  そうした具体的なお話を、みなさまからきちんとうかがっていきます。
  
  と、同時にきちんとみなさまに説明責任も果たさせていただきます
  国会議員は、憲法の前文にも書かれているように、
  みなさまから国政の信託を受けた者なのです。
  ですから、国会議員には、憲法上、
  国政を信託したみなさまに説明をする責任があるからです。

  具体的にお話ししましょう。
  たとえば、民主党のお話です。
  民主党は、たしかに、マニュフェストを守れませんでした。
  しかし、それは仕方がなかったところもあったかと個人的には思います。
  なぜなら、事情が変われば、私も、みなさんも考えを変えることもあるからです。
    
それでは、なぜ民主党はあれだけ非難されたのでしょうか?
  
それは、きちんとした説明がなかったからではないでしょうか。
  なぜ、子ども手当や高速道路無料化を実現できなかったのか、また、
  なぜ、マニュフェストに反してまで消費税率の引上げを決めざるをえなかったのか、
  きちんとした納得のいく説明さえあれば、
  あれだけ非難されることはなかったのではないでしょうか。
  
  維新の会は、みなさんにご負担をかけるような
  そんな政策を実行していく場合もあります。
  しかし、そのときは、みなさんにきちんと説明します。
  ご負担をかけざるを得なくなった理由や経緯などを
  みなさんが納得されるまで、きちんと説明をさせていただきます。

  さきほど消費税率の引上げに言及しましたので、
  関連したお話で、消費税についても一言。
  
  消費税率引上げの理由として、よく、
  国と地方合わせて借金が1,000兆円近くにもなるので、
  財源を確保する必要があるんだと、よくいわれています。
  しかし、そんなことは、中学生でも、
  そして、小学生でも高学年であれば分かります。
    
    それでは、なぜ、消費税率引上げについて賛成される方も
    いまひとつ釈然とされないのでしょうか?
  
  一つは、これだけ借金を増やした責任の所在が
  はっきりしていないということではないでしょうか。
  ただ、少なくとも、
  これまでの政府・与党には責任があるということはいえそうです。それにもかかわらず、
  これだけ借金を増やしてしまったことに対して
  みなさんに何の説明も、謝罪の一言もない。

  借金が増えた説明も謝罪もなしに、
  税率引上げだけをお願いされても釈然とされないのではないでしょうか。

  私は、きとんと説明します。筋の通った政治を行います。


  維新の会ときくと、みなさん、
  原発問題でぶれていると思われる方、多いのではないでしょうか。
  しかし、私は、ぶれているとは思いません。
  原発問題は、廃止をするのか、しないのか
  という単純なものではありません。
  〇×クイズではないんです。

  この問題の肝は、
  人の生命・健康そして生活をいかに守るのか
  ということにあります。
  そのためには、即廃止というのが近道のようにも思えます。
  
しかし、火力発電がこれ以上増えれば、地球温暖化や環境破壊が進み、
  それこそ人体に悪影響を及ぼしかねません。
  有害な光線が、原発からではなく、
  こんどは宇宙、上空から地球規模で差し込んできます。
  
  電気料金の高騰も企業の経営やみなさまの家計を直接圧迫します。
  それだけではなく、消費税率引上げと電気料金引上げによる物価上昇によっても、
  さらに家計を圧迫します。
  こうした現実を踏まえ、いかにして私たちの生命・健康そして生活を守るのか?

  それは、原発を稼働させるにしても、
  そのための ”明確で厳格なルール”をつくるということです。
  今、自然エネルギーをはじめとする代替エネルギーは、
  コストが異常にかかります。
  ですから、コストのかからない代替エネルギーの利用が可能になるまで、
  このルールさえ守っていれば、私たちの生命・健康は絶対に守られるんだ、
  そうしたルールが必要なのです。

  TPP問題にしても、交渉するのか、しないのか、
  という単純なものではありません。
  Yes, Noクイズではないんです。
  この問題も、いかに国益を守るのか、この一点に集約されるのです。

  維新の会は、このように、問題の本質をとらえた政治を行ってまいります。


  維新の会がもう一つ主張しているのが、”しがらみのない政治”です。
  しがらみはみなさんの生活にもあります。
  私の生活の中にもあります。
  しかし、それをみなさんのための政治にもってきてはならない。

  ”しがらみのない政治”というだけであれば、誰でもいえます。
  では、具体的なお話をしましょう。
  私は、20年以上、税金問題に携わってきましたが、
  こんな経験をしました。

  税金を安くするためだけに、
  ある会社が資産を買い替えようとしました。
  買い替える必要もないのに、節税するためだけにです。
  しかも、ある決められた資産に買い換えれば、
  今まで持っていた資産を売って利益が出たとしても、
  その時点で税金はかからないのです。
  つまり、二重に税金が安くなるのです。
  
  ですから、その会社は、その決められた資産が見つかるまで、
  税金をかけるのを待ってくれ、と税務署に届け出るのです。
  本当は買い替える必要もないから、こういうことになるのですが…

  これは、別に違法なことではありません。
  しかし、必要ある資産の買替えを税金が邪魔をしない、
  こういった本来の法律の目的からははずれてしまっている、
  ということが問題なのです。

  さらに問題なのは、わが国が一千兆円近い借金をかかえているにもかかわらず、
  なぜ、こういう法律ができ、そして存在し続けているのか、
  ということなのです。

  それは、いろいろな業界としがらみのある政党が後押ししているからです。
  今紹介した節税は、すべての会社ができるというものではありません。
  しがらみのある業界のためには汗を流す政党があるのです。
  
  そして、みなさんのためには汗を流さず、消費税率引上げを求める。
  税率引上げの必要性そのものは否定しませんが、とにかく
  筋が通っていません。

  そして、
  より問題の根が深いのは、
  例えば、こうした筋の通らない法律が存在するということを
  みなさんがご存知ないということなのです。
  
  私は、これではいけないと、
  みなさんに、きちんとお知らせしなければならないと。
  先ほど、個人的に、筋が通らないといってしまいましたが、
  内容の是非も含め、とにかく、みなさんに判断していただく必要があると。
  だから、私は、公務員を辞め、出馬することを決意したのです。


  みなさん、今度の選挙のときは、よく判断してから投票しましょう、
  といわれています。
  しかし、私は、みなさんに判断材料がきちんと示されていないと思います。
  先ほどご紹介した法律のように、みなさんがその存在を知ったならば、
  釈然としないであろうと思われる法律の存在、
  そして、その他、政策が決まるまでの過程や国会での動きなど、
  自らの経験にもとづき、自らの口で、みなさんに分かりやすく伝えていきたい、
  そう思っております。
  
  こうした説明責任が、憲法上、みなさんから信託を受けた
  政治家には課せられているはずだからです。
  
  そして、その説明をきいたみなさんご自身が判断し、投票される。
  そして、それによって選ばれた政治家が、また、自らの言葉でみなさんに説明し、
  その説明を受けて、また、みさんさが判断される。
  私は、こうしたみなさんとの双方向の政治を目指していきたいと思っております。


  最後に、景気の問題について触れさせてください。
  現在、自民党の安倍総裁が、景気対策として、
  公共投資の促進や財政出動、金融緩和をとなえています。
  
  しかし、今や、国境のない時代です。
  数年前のアメリカでおきたリーマンショック、そして、
  スペインやギリシャの財政破たんの問題が、なぜか
  日本経済にも飛び火してくるような時代です。
  
  こんな時代に、一昔前の時代の教科書に書かれているような政策で、
  果たしてマニュアルどおりに景気が回復するのでしょうか。
  景気が回復したようにみえたとしても、
  それは、実感とはかけ離れたマクロの数字でしかありません。

  それでは、どうしたらよいか?

  それは、みなさんがご存知なのではないかと、私は思っています。
  実際に、生活にお困りになり、あるいは苦しんでおられるのは、
  みなさんご自身だからです。
  景気が回復しない根本原因や理由、問題に直面しているのは、
  みなさんご自身だからです。
  
  生活に困っていない政治家は何も知りません。
  だから、みなさん、
  何も知らなない政治家にいろいろ教えてやってください。
  実態を教えてやってください。
  政治家を目指している私がこういうのも変ですが…

  だから、みなさん、お知恵を貸してください。
  ヒントをください。
  もう、みなさんといっしょに考え、
  みなさんといっしょにやっていかないと
  今の日本を元気にさせることはできません。
  
  何の実態も知らない政治家に任せてばかりでは
  何も変わりません。
  どうか、みなさん、お力を貸してください。
  日本を元気にさせるために、
  みなさん、いっしょにやっていきましょう。
  
  どうぞ、よろしくお願いします。

  

  
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