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もう15年ほど前になるが、
夏に札幌に赴任したとき、
東京と違い、みんな道を譲りあうのを見て、
ちょっと、びっくりした。

冬になると、その理由が分かった。

雪が積もると、歩ける場所が狭くなるため、
歩行者がお互い道を譲りあわないと
進めないのである。

以上のお話しは、
拙著の本でも紹介させていただいた。


関東・東京でも、昨日、
記録的な大雪に見舞われた。

本日、東京では、
東京都知事選挙があり、
私も、先ほど、投票に行ってきたのだが、
道に積もった雪で、
非常に歩きにくかった。

私の個人的な経験からすると、
都心では、道を譲る人は少なく、
肩がぶつかっても平気なくらいの勢いなので、
ここ東京の下町でも、
積もった雪で通れる場所が狭くても、
みんな、譲り合ったりしないんだろうな、
と思っていた。


が、である。
みんな道を譲ってくれるのである。

しかも、人生経験がある方ほど、
お互いすれ違うときに、
頭を下げて挨拶してくれる。

勝手な偏見を抱いていた自分が
恥ずかしくなった。


投票所に入ると、
案の定、人が少ない。

高齢者ほど投票率が高いといわれているが、
(ただ、あまり高齢だと、身体的理由から、
逆に、投票率が低くなるともいわれている。)
その方たちが、
積雪での歩行は危険と判断し、
投票所に来るのを控えているからか…


が、投票所の出口のところで、
杖をついてやっと歩けるか歩けないか
それくらいの高齢者が、お一人で、
必死に前に進もうとしていた。

係りの職員の方が、
『本当に、大丈夫ですか?』
心配そうに高齢者の方に付き添っていたが、
まさか、自宅まで
ついていったとは思えないのだが…


危険を冒して、決死の覚悟で、
(本当にそんな感じでした)
投票しに来た高齢者の方も
いらっしゃるのだから、
若者にも是非、投票に来てもらいたい。

そう、思った光景だった。


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