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先月、センター試験を受け、
結果は7割5分。

足切りの可能性はあったものの、
とりあえず東大を受験すべく出願しておいた、
ということは、今月4日のグログでお話した。

そして先日、東大の第一次合格発表があった。

心配していた足切りは免れた。

と、いうより驚いたのは、
足切りを免れた受験生の平均点が
8割を切っていたことである。
昔なら足切りのボーダーラインである。

これは、
『ゆとり世代だから、点数が低かった?』

いや、そうではないみたいだ。

出題する側としては、
ゆとり世代の問題はやさしい
と思われるのが嫌だったみたいで、
ここ数年、国語と数学が難化しているのである。

それで、平均点も
ここ数年下がっているようだ。

特に、国語がひどく、昨年の平均点は、
35年前に始まった共通一次時代も含め、
史上最低だったのだが、
今年はさらにそれを下回り、5割を切った。
50万人以上も受験して、
満点が一人もいなかったのである。

たしかに、私も古文の問題を見た時、
「センターで源氏物語とか出すなよ!」
と思いつつ、一応、読んでみたが、
不倫した夫に愛想をつかした妻が、
子どもを連れて実家に帰るという
相変わらず不らちな内容の作品で、
こんなの、うぶな高校生に読ませるなよ、
と思ったくらいで、
詳細はまるで分からなかった。

国語の試験が終了したとき、
周りでもどよめきが起きていた。


私が感じたのは、
問題作成者を指摘できる者がいなかったんだな、
ということ。

私も昔、
ある公務員試験を作成したことがあるが、
「こんなすごい問題、君たち解ける?」
という感覚で、最初、作ってしまった。

そしたら、人事院の担当者から、
『もっと試験問題であるということを
 意識したものにしてください。』
と言われてしまい、
何度も手直しをした記憶がある。


公務員試験の後、
出題した問題の評価も行われた。

問題の良し悪しは、
選択式問題の場合、正答率だけでなく、
成績上位者の正答率と
下位者の正答率との差で測られる。

例えば、
ある5択問題の正答率が20%であったとしても、
成績上位者の正答率が30%で、
成績下位者の正答率が10%なら、
その問題は良問ということになる。
逆に、
上位者も下位者も正答率が同じ20%だったら、
受験生の能力を測ることができなかった
駄問と評価される。


今年のセンター試験の場合、
国語の古典と数学の確率は、
記述式問題でじっくり考えさせるような問題で、
短時間に基礎学力の到達度を測るための
問題ではなかったような気がした。

学者か誰だか知らないが、
問題作成者に対して指摘できる者が
おそらくいなかったのであろう。


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