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昨日の小保方氏の会見については、
テレビやネットなどあちこちで批評を見かけ、
もう辟易されている方もおられるかもしれない。

私は、ちょっと視点を変えて、
先日、8億円の借入問題で、
みんなの党の代表を辞任した
渡辺喜美氏の態度との違いについて触れてみたい。

研究者としてはあるまじき行為ではあるが、
画像の切り貼りについては、
『ネイチャー』という雑誌の限られた紙面の中では、
掲載される画像がどうしても小さくなるため、
読み手が見て分かるようにするためだとか、
画像の使い回しにしても、
パワーポイントを何度も更新しているうちに紛れてしまい、
論文に掲載するときに
元データまでたどって確認する作業を怠ったとか、
一応、悪意がなかったことの説明としては、
成り立っていると感じた。
(ただ、この『悪意』の解釈が問題となっているのであって、
 すみません、専門的なことも含め、よく分かりません。)

STAP細胞の存在を示す物的証拠を提示すべきだった、
という論者もたくさんおられるみたいだが、
あの会見は、予定されていた時間からしても、
STAP細胞の存在を証明するための会見ではなく、
改ざんやねつ造がなかったことに対する
説明のための会見であったと思う。

だから、仕方がないという面もあったのではないか。
(しかし、STAP細胞の存在が証明されれば、
 改ざんやねつ造がなかったことの証明にもなるという点で
 この二つの問題は関連しているともいえる。)


ひるがえって、渡辺氏の会見。

8億円の大部分は熊手の購入などに使った、
という前言を平然と撤回し、
8億円は『保守的に管理するため』
妻の口座に移しておいたという
わけの分からないことばを織り交ぜながら、
まったく説明になっていないことを
言ってのけた。

しかも、同じ党の浅尾『幹事長』のことを、
何度も『政調会長』と言い間違えていたのは、
理研の幹部や他の研究者のことを
気づかいながら発言をしていた
小保方氏とは対照的である。


だから、
いろいろ賛否両論はあるだろうが、
少なくとも、
小保方氏の会見時の態度は、
渡辺氏のそれと比べると
誠実だったと思う。


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