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2014.07.12(Sat):介護・福祉問題
先月下旬、
霞が関の複数の省庁の女性キャリア有志11人が、
子育てをしながらでも働き続けられるよう
改革の提言をまとめ、
内閣人事局長に手渡した、
とのニュースがあった。

待機児童の問題のように、
子育てと仕事との両立という問題は、
世間でもクローズアップされ、
一昔より前よりは、
職場でも理解が深まってきているのではないか。

『イクメン』という言葉も生まれ、
男性による育児ももてはやされている。

それは、
子育ての大変さを実際に体験した方々多いことと
関係していると思う。

一方、介護老人福祉施設の入所待機問題は、
待機児童問題ほどは注目されていない。

『イクメン』に相当する言葉もない。

それは、介護を要する両親らと
いっしょに暮らしたことのある人が
比較的少ないことと関係しているように思う。

特に、働き盛りの勤労世代に限れば、
年齢的にご両親が健在な場合が多いので、
なおさらだ。

また、
ご両親の健康状況を心配しなければならない
上の年齢層でも、
長男でない限り、
介護の大変さを実感できる場合は
少ないような気がする。

実際、私が勤務していた
東京国税不服審判所というところでは、
50代の職員の方が比較的多かったのだが、
私の周りには、たまたま
長男である方が一人もおらず、
お話しを聞いていると、
ご両親の世話は長男に任せている(た)
という場合がほとんであった。

だから、
私の境遇に本当に理解を示してくれる方は
お一人としていなかった。

しかし、それは決して
非難されるべきことではないと思う。
自身で経験されない限り、
分からないのは仕方のないことだからだ。

私だって、子育ての苦労を
本当に理解しているかというとうそになる。


だからこそ、
私はしつこく訴訟を続けているのである。

霞が関の複数の省庁のキャリア有志が、
介護をしながらでも働き続けられるよう
改革の提言をまとめることはまずないであろう。

なぜなら、子育ての場合と比べ、
経験者が極端に少ないからだ。

私が訴訟を提起したことで、
本当に理解されなくとも、
子育ての場合と同様、
人事上配慮しなければならない時代なんだということを
分かってもらうためにも。


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