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およそ一か月前、
3人の維新の会の大阪府議が
離党届を提出した。

理由は、来春の府議選で、
定数削減と選挙区割りの変更により
別の維新現職と競合するところ、
幹事長から
くじ引きでの候補者調整を打診されたことに
反発したかららしい。

組織で働く者は歯車である、
といわれることがある。

仕事が終わり帰宅できるはずの部下を
自分に代わり
ワープロ打ちやコピーをさせるためだけに
帰宅させずに待機を当然のように命じる上司。

部下が自分の思いどおりに動かないと
腹を立てる上司。

当然と思う方もいらっしゃるかもしれないが、
問題は、自分の都合ばかり考えて
部下の人格を無視している場合。
だから、同じように見えても、
部下の人格まで考慮している場合は
問題ない。

その違いは、
上司から注意されているときの
部下にはよく分かる。

残念ながら、私的には、
上司から注意されながら、
人格まで考慮してもらった覚えは、
OECDという国際機関の場でしかなかった。

また、実は、
中世社会のほうがマシだったのではないかと
NHKの大河ドラマなどを見ながら
思うことがある。

組織のために働けば、
たしかに給料はもらえる。
しかし、出世や役職という点で
報われないことが分かっている場合、
特にきつい。

組織で働く者については、
大企業に雇われた者や役所のキャリアなどであれば、
一生懸命働けば、将来、
出世や役職がついてくる余地はある。
しかし、それ以外の者にとっては、
かなり困難な途となる。

私の場合、
一生懸命働いたのに、
出世しないのはまだしも、
12~13年前のポストに戻されたのだから、
キツイ。

中世の武士であれば、
奉仕をすれば
ある領地を支配できるという御恩がある。
なければ、主人から離れることもできる。

領主のために身を粉にしても
御恩がなかったのが、
農民など武士以外の者。
給料のような金銭的な報酬なら
武士以外の者にもあった。

維新の会に離党届を出した三人のうち、
二人は私の選挙を手伝ってくださった方。
だから、少なくともその二人については、
その効果や方向性は別にしても、
維新の会のために身を粉にして働いてきたことは、
私にもよく分かる。

それでいて、
くじ引きだと言われたのだから、
カチンときたのだろう。

もちろん、
他の現職府議も一生懸命に働いたからこその
くじ引きという判断だったのかもしれないが、
おそらく、当の三人は、
今までの働きぶりが考慮されなかったとか、
党の道具としかみなされていなかったとか、
そんなことを肌で感じたのであろう。

自分らは武士と思っていただけに。

その証に、
橋下徹代表が当の3人について
『単に議員を続けたいだけ。
いなくなった方が維新にとってプラスだ』
と語っていた舌の根の乾かぬ内に、
議運で過半数割れとならないように、
離党を認めず処分を先延ばしにている。

そして、号泣元県議で有名になった
政務活動費についても、
三人分の活動費は当の三人ではなく、
党のふところに入っている。

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