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2014.10.06(Mon):外交・安保問題
今年3月、国際司法裁判所は、
南極海での日本の調査捕鯨につき、
今のやり方だと
とても科学目的とはいえない、
というようなことを理由に
違法であるとの判決を出した。

そうすると、日本としては、
当然、やり方を変えて
調査捕鯨の再開をもくろむわけだが、
先月、国際捕鯨委員会の総会というところが、
ニュージーランドの提案をうけ、
日本が調査捕鯨を再開するには、
二年に一回の総会の了解を得なければならないという
決議を採択した。
(ただ、法的拘束はないらしい。)

というニュースを聞いていて、
昔の苦い経験を思い出した。

それは、英会話学校に通っていたとき、
レッスンの中で
捕鯨問題について語っていたのだが
そのとき先生は
『日本人は議論をすると、
感情的になりやすく
理路整然とした考えをするのが
苦手なようだ』
といった発言をしていた。

先生は、
『鯨肉を保存するだけでも
コストがかかり効率が悪い』
とか
『他の国との争いをなくすためにも
日本が調査捕鯨を止めるべきだ』
というようなことを言っていた。

しかし、こうした発言は
捕鯨は悪しきもの、
ということを前提にしていて、
例えば、
捕鯨が広く認められれば、
いろいろコストは下がるわけだし、
日本が譲るのでなく
ニュージーランドや豪州が譲るという形で
争いをなくす方法もあるわけだし…

そもそも、捕鯨反対の理由こそ、
クジラは賢くてかわいい動物だからとか、
それこそ感情的なものではないかと…

確かに、クジラによっては、
絶滅の危機に瀕したものもあるが、
全ての種類のクジラが絶滅しそうなわけでもなく、
日本としては、当然のごとく
捕獲しすぎないよう注意を払って
調査捕鯨をしているはずであって…

と、日本語だったらすぐに頭に
浮かぶのだが、
英語だとそうはいかない。

当時の私は(今もそうだが)
英語で表現できる単語が
かなり制限されていたので、
その場ですぐに応答しなければならない状況では、
「捕鯨は日本の伝統だ」
といったような
自分でも幼稚だと思うような理屈でしか
反論できなかった。

しかし、その先生だけでなく
英会話学校の他の先生も含め、
多くの外国人は、
拙い英語を話しているその本人の
思考能力まで劣っているのではないかと
無意識に思ってしまうところがあるようだ。


だから、私のとある
英語がおできになる大先輩は、
それでもネイティブなみとはいかないので、
英語でインタビューを受けるときは
必ず通訳をつけているという。

そういえば、
英会話学校の先生がたは、
私がたまたま
英語で反論することに成功すると、
決まって顔を赤くして、
とても聞き取れないスピードで
聞いたこともないボキャブラリーを駆使したりして
まくし立てていた。

なんてことを
捕鯨関連のニュースを聞いて
思い出した。


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