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2015.01.14(Wed):外交・安保問題
フランスでは、
イスラム教の風刺画をきっかけに、
過激派テロによる複数の犠牲者が出、
表現の自由を擁護する
大規模なデモ行進が行われた。

一方、日本は、
在日朝鮮人らを挑発する
ヘイトスピーチをきっかけに、
ヘイトスピーチを規制する法整備を行うよう、
国連から勧告を受けた。

イスラム教を風刺することも、
在日朝鮮人を挑発することも、
表現の自由ともいえるし、
ヘイトスピーチともいえる。

もちろん、
風刺画は機知に富んでいるが
挑発行為は内容がない。

風刺画は行動を伴っていないが、
挑発行為は行動を伴っている。

こうした大きな違いはある。

しかし、イスラム教徒にとって、
アッラー(絶対唯一神)やムハンマド(予言者)の
偶像化はご法度である。

だから、
問題となっているフランスでの風刺画は、
日本でのヘイトスピーチなみに
見る者に嫌悪感を与えているのかもしれない。

しかし、
かたや表現の自由だと擁護され、
かたやヘイトスピーチだと規制されるのは、
なぜであろう?

フランスの場合、
テロによる犠牲者・死者が出た。
これは、
絶対に許されないことである。

ただ、中東における米軍の空爆で
無数の民間人の命が奪われているのに、
今回、フランスで亡くなられた方たちのように、
世界的に追討・哀悼されることはない。

今回のテロの首謀者も、
犯行声明の中で
テロの動機がこうしたことにあることを述べていた。

そもそも、
移民問題、中東問題、各地の内乱などは
19世紀末ごろから始まった
列強による帝国主義政策が
大きなきっかけとなっている。

もしかしたら、
中国人や韓国人らの中には
過去の日本の行為を決して忘れない者がいるように、
イスラム教徒の中にも、
過去の欧米列強の行為を決して忘れない者が
いるのかもしれない。

ここら辺まで根が深い問題であることを
欧米諸国がまず認識しなければ、
どんなに今回のパリでのデモ行進のようなことをしても、
テロは決してなくならない。

そう、個人的には思います。


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