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2015.03.22(Sun):政治活動
八年前に見かけた
通勤客のマバラな早朝から、
タスキもせずに駅頭挨拶をしている若者。

これは現在の私でもある。
(「若者」は除く。)

統一地方選の公示日まで一か月を切り、
駅頭挨拶の場所取り合戦が
ますます熱くなってきた。

そして、人気のある駅では、
他の立候補予定者より早く場所を確保するため、
通勤客のマバラな時間帯から赴く必要もでてきた。

また、公示日前は選挙運動は禁止、
ということで、
個人名のたすきやのぼりを立てることは、
選挙運動にあたるという理由で、
これらも禁止。
(政党など団体名はOK)

以上が
八年前に私が疑問に思ったことの答えである。


先日、私も、朝早い時間から
とある駅前で挨拶を始めた。

ここで驚いたのは、
いつもの通勤客との反応の違いである。

全員とまではいわないが、
ほとんどの方が
お辞儀をしてくださるなり、
声をかけてくださるなり、
何らかの形で
私の小さな声での挨拶に応えてくださったのである。

なぜなら、
この時間帯に通勤される方々はまだ少ないので、
私との関係が一対一となり、また
めったに駅頭挨拶にでくわすこともないので、
私の挨拶が新鮮に感じられたのであろう。


そして、私が挨拶を始めてから一時間後、
ある人が私のところに近づいて来て、
苦情をいってきた。

毎週その曜日は、数年前からこの立候補予定者が
この駅で『○○通信』を通勤客らに配っていて、
それを楽しみにしている方々もいるし、
そもそも私が区議会議員選挙に出ないんだったら、
邪魔しないでくれ、
ということだった。

たしかに、言われたことにも一理あったが、
私もせっかく眠い目をこすって早起きをしたのだし、
また、
こういうことは今まで何度もあったのだが、
私が先にいたということで、
みなさん素直に引き下がってくださったのだが、
この人はかなり強引な感じであった。

私が区議会議員選挙に出ないとしても、
一か月間も駅頭挨拶を休んでしまうと
ただでさえ個人名のタスキをかけられないのだから、
すぐに名前を忘れられてしまうし、
通勤・通学される方との関係も希薄になってしまう。


結局、みなさんに
いつまでも言い争う見苦しい姿を見せたくなかったので、
私が声を出して挨拶をし、
後からやって来た立候補予定者が、
少し離れた所で『○○通信』を配るだけ、
という折衷案で、
二人が同時に同じ駅の出入口に立つことになった。


そこで、私はある種の敗北感を抱いた。
数年間も『○○通信』を配ってきた甲斐あってか、
この立候補予定者に声をかける通勤客の方は
たしかに少なくなかった。

数か月間しか挨拶を続けていない
私の完全な敗けである。


八年前の謎が解けたと同時に、
継続の大切さを痛感したある朝の出来事であった。


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