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2015.03.26(Thu):政治活動
先日、江東区のある地区で、
区議会議員選挙の立候補予定者から
その地区についての政策を聞くための
説明会があった。

私は立候補するつもりはないので、
その地区の住民の方といっしょに
立候補予定者の話をうかがった。

その地区は、
5年後のオリンピック・パラリンピック会場の
中心となる地域であり、
しかも、この少子高齢化の時代、
子どもの数が急増し、
次々に小学校や中学校が新・増設されている。

江東区全体でも、
ここ10年で10万人人口が増え、
全国でも珍しい多子高齢化の地域となっている。

しかも、この
オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる
地区には、比較的裕福な方々が住んでおり、
よって、その地域の方々は多くの税金を払っている。

それなのに、道路が十分に舗装されていなかったり、
公園や図書館などの施設がなかったりで、
払った税金分の恩恵を受けていないという声もあった。

ここで、霞が関あたりの役人だったら、
したり顔で
『そもそも所得課税には所得再分配機能があって…』
とか
『公共財には非排除性があって…』とか
小難しいことを言い出すのであろう。

しかし、こうした有権者の想いに応えるのが
政治家の役目ではなかろうか。

すなわち、
理屈よりも住民の想いを優先すべきと判断したならば、
役人を説得して住民の想いを実現させるようにする。
住民の想いよりも理屈を通すべきと判断したならば、
住民にそのことをきちんと説明する。

しかし、
こうしたことが全く果たされていないと、
説明会に参加していて感じた。


すなわち、この地域には、
オリンピック・パラリンピック会場予定地以外にも、
外見的には広大な空き地があるので、
きっと、まちづくり計画がなされているのだろうと思ったら、
まるでなされていない。

住民の方がいろいろなところに
さまざまな要望を出されていたようだが、
この説明会で初めて、現職の議員が、
然るべき要望の提出先、
すでに出された住民の要望の顛末、
計画がなかなか進まない理由
そうしたことを説明する、といった具合である。

この地域では投票率がいつも低いということだが、
議員が普段からきちんと説明責任を果たしていない、
そのことも、投票率が低い一因ではなかろうか。


365日のうち、
50日ほどしか議会は開かれていないのだから、
税金を使って
有権者に還元されない視察をするのではなく、
有権者・住民の知りたいことを丁寧に説明することは
普段からいろいろなところでできたはずである。

国政レベルでいうと、
沖縄の米軍基地移設問題に関しても
同じことがいえるのではないだろうか。


こんなことを個人的に感じた説明会であった。




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