FC2ブログ
2016.03.04(Fri):憲法・法律問題

私の最近の記事は
批判めいたものばかりで恐縮なのだが、
今回も、あまりに唖然とさせられたので、
あえて述べさせていただきたい。
維新の党が民主党に合流してできる
新しい政党名の公募について。

そもそも民主主義の本質は
国民の意見を国政に反映させることにある。
ただ、一人一人の意見を反映させることは
現実には不可能なので、
多種多様な国民の意見をある程度集約した上で
国民の代表者による国会での審議を経て
国政に反映させる、
という形がとられている。

政党は、このうち、
多種多様な意見の集約という点で
重要な役割を果たす。
だから、政党にとって、
政策や綱領というものが命になる。
そして、その政策といったものを
表わしたものが政党名になるはずである。

なのに、
合流してできる政党の政策や綱領を決めないまま、
政党名を決める、
しかも公募で決めるというのは、
あまりにナンセンスである。
政策とかではなく、
有権者に人気のありそうな
目新しい政党名で当選者増を図るというのが
あまりに露骨すぎて、
むしろ、すがすがしささえ感じる。

新しい政党についてはっきりしているのは、
『政治の流れの転換点をつくり、
 野党結集の大きな核となる』
(民主党と維新の党のHP)
ことなのだが、これは政策とはいえない。

もちろん、
これに賛同して票を投じてもいいし、
新しくできた政党の政策や綱領に賛同して
票を投じるということもあろう。

ただ、先に政策なども決めずに、
有権者に人気のありそうな
目新しい政党名で
有権者の関心をひこうという態度が
民主主義を理解していないというか、
われわれ有権者を
あまりにバカにしているように思えて
しかたがない。

われわれ有権者の見識が
試されているのかもしれないが、
この政党名の公募が
世間ではあまり盛り上がっていないというのは、
当然といえば当然なのかもしれない。


スポンサーサイト




Tag:
| TrackBack:0
TrackBackURL
→https://inoino700.blog.fc2.com/tb.php/483-9dcca01e