2016.05.14(Sat):政治活動
籠いっぱいにポスターの入った自転車を
のんびりこいでいると、
突然、
向こうのほうから歩いて来た一組の親子が
私に一声かけてくれた。
『こんにちは』
まったく見ず知らずの親子だったが、
自分のことを
選挙やポスターで知っているのかと思い、
自転車を降りて声をかけてみた。
すると、私のことはまったく知らず、
ただ何気なく
挨拶をしてくださったということだった。
私は、名刺を父親のほうにわたして
「無所属の“いのたかし”と申します。
よろしくお願いいたします。」
といいながら頭を下げると、
横にいた男の子のほうも、
『○○といいます。
よろしくお願いします。』
と私にお辞儀してくれた。
そして、私に
『名刺をください。』
といってきた。
後ろにいたお父さんが
『もう名刺はもらったから
大丈夫だよ。』
とはおっしゃていたが、
私はかがんで、
男の子のほうにも名刺をわたして
「よろしくお願いします。」
といって、お辞儀した。
すると、その男の子は
また、私に頭を下げてくれた。
その親子と別れた後、幸運にも、
ポスターを貼ってもいいよ、
とおっしゃってくださった
お宅にめぐりあえた。
そこで私がポスターを貼っていると、
おもむろに
7~8才くらいの一人の女の子が
私に近づいてきた。
その女の子は、
私のほうを見ているだけで、
一言も発しなかった。
私が
『こんにちは。』
と声をかけても黙ったままだ。
一瞬、気まずい空気が流れた。
なぜか私の頭は、
“仕事”モードになった。
「これ、お母さんにわたしてね。」
そう言って自分の名刺をわたすと、
その女の子は、黙って、
肩からかけていた
かわいらしい黄色いカバンに
受け取った名刺を大事そうに
そっとしまってくれた。
そして、女の子は
やはり何も言わず、去って行った。
私は、
彼女が無事帰宅できるのを願いつつ
小さな背中に向かって
小さく手を振った。
のんびりこいでいると、
突然、
向こうのほうから歩いて来た一組の親子が
私に一声かけてくれた。
『こんにちは』
まったく見ず知らずの親子だったが、
自分のことを
選挙やポスターで知っているのかと思い、
自転車を降りて声をかけてみた。
すると、私のことはまったく知らず、
ただ何気なく
挨拶をしてくださったということだった。
私は、名刺を父親のほうにわたして
「無所属の“いのたかし”と申します。
よろしくお願いいたします。」
といいながら頭を下げると、
横にいた男の子のほうも、
『○○といいます。
よろしくお願いします。』
と私にお辞儀してくれた。
そして、私に
『名刺をください。』
といってきた。
後ろにいたお父さんが
『もう名刺はもらったから
大丈夫だよ。』
とはおっしゃていたが、
私はかがんで、
男の子のほうにも名刺をわたして
「よろしくお願いします。」
といって、お辞儀した。
すると、その男の子は
また、私に頭を下げてくれた。
その親子と別れた後、幸運にも、
ポスターを貼ってもいいよ、
とおっしゃってくださった
お宅にめぐりあえた。
そこで私がポスターを貼っていると、
おもむろに
7~8才くらいの一人の女の子が
私に近づいてきた。
その女の子は、
私のほうを見ているだけで、
一言も発しなかった。
私が
『こんにちは。』
と声をかけても黙ったままだ。
一瞬、気まずい空気が流れた。
なぜか私の頭は、
“仕事”モードになった。
「これ、お母さんにわたしてね。」
そう言って自分の名刺をわたすと、
その女の子は、黙って、
肩からかけていた
かわいらしい黄色いカバンに
受け取った名刺を大事そうに
そっとしまってくれた。
そして、女の子は
やはり何も言わず、去って行った。
私は、
彼女が無事帰宅できるのを願いつつ
小さな背中に向かって
小さく手を振った。
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