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2019.08.16(Fri):未分類

昨日、羽田空港にある
日航の安全啓発センターを
訪れてきました。

ここは、34年前に起きた
日航123便墜落事故の
風化を防ぐとともに、
安全運航の重要性を
再確認する研修の場として、
事故から21年後にようやく
設置されたところです。

ここには、墜落した機の
垂直尾翼、後部胴体、
後部圧力隔壁、そして、
ひしゃげた座席などが
展示されています。

説明してくださった
職員の方によりますと、
事故の原因は、さらに七年前の
大阪空港での“尻もち”事故で
破損した後部圧力隔壁の修理で
(機体内外の空圧差の調整弁)
ボーイング社における
上下接続作業において、
エンジニアの指示どおりの
接続作業がなされなかったことに
あったようです。

これにより本来の七割程度の
強度しか保たれなかった隔壁には
七年間の飛行で
無数の微小亀裂が生じ、1985年の
隔壁の破損につながったそうです。

こうした手抜き修理がなされた
原因・理由についての
ボーイング社からの説明は、
未だにないとのことでしたが、
事故の責任は、圧力隔壁を
目視による確認しかしてこなかった
日航にもあるとの説明でした。

現在はX線による確認がなされ、
また、万が一隔壁が破損しても、
垂直尾翼や四つの油圧系統が
一度に破損しないような
機体構造に変わっているようです。

現在、日航では
事故当時から勤めている職員は
全体の5%を切り、
事故後に生まれた職員も
3割程度にのぼるそうです。

安全啓発センターには、
遺族に残した犠牲者のメモや
遺品も展示されています。

当時は夏休みだったので
520名の犠牲者の中には
子どもの乗客も多数おり、
赤ちゃんも8名いたそうです。

隔壁破損から墜落までの32分間
機体はダッチロールなどを繰返し
機内では0.5~2Gの重力が
不定期的にかかっていたそうです。

犠牲者はこの間、
どのような思いでいたのか、
遺品やメモなどがその一部を
語っていた気がしました。
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