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2019.11.02(Sat):経済・税金問題

東京五輪のマラソンと競歩の
会場が札幌に決まった。

このことは、
会場の決定権がIOCにあることや
選手の身体のことなどを考えれば
妥当なことなのであろう。

しかし、理屈ではそうなのだが、
このモヤモヤ感は
どこからくるのだろうか。

それは、IOCが日本の事情や
これまで尽力してきた関係者、
都民などの思いを無視して
頭ごなしに決めたことではないか。

たしかに、バッハ会長は
都民の思いに考慮して
五輪後に都民のためのマラソン大会を
開催することを提案しているようだが、
どうせ、IOCは言いっ放しで
運営や費用は東京任せなのであろう。

そもそも、こんなことで
お茶を濁そうとしていること自体、
本気で都民らのことを思っていない
証拠である。

本来は、札幌開催に至った
経緯や事情をもう少し早くから、
これまでの尽力や費用が
無に帰することへの謝罪も交え、
IOCが費用負担をすることなどの
詳細な説明や提案があれば、
まだ納得がいったのかもしれない。

要は、IOCに誠意がない。

IOCは、
会場変更に伴う費用負担は
組織委員会か北海道・札幌が
負担することになると言い放ち、
IOCの負担には一切言及がない。

税金の使いみちは、本来、
行政が立案し議会が承認する。

IOCの意向で日本の税金の
使いみちが決まるのであれば
大げさにいえば主権侵害である。
(実際は議会承認の要らない形で
 負担させられるのであろうが…)

また、IOCも
本当に選手のことを考えるのなら
五輪パラの夏開催をやめるべきだが、
放送権料や欧米のスポーツ事情で、
そこは変更しようとしない。

さらに、国際陸連は
日本陸連の意向を無視し、
マラソンの男女同日開催を
いってきているらしい。

わが国が、
IOCだけでなく国連などでも
欧米や常任理事国のような発言権なく
お金だけ出させられているのは
何とも歯がゆい。

東京都も法的措置も含め、
もう少し抵抗することも
考えていたようだが、
選手や運営のことを考えると
ここで会場移転を黙認せざるを
得なかったのであろう。

IOCもそこは分かっていて
いきなりつきつけてきたのが
いやらしい。

ただ、都知事自身も
別の競技会場の場所決めや
築地市場の移転問題などで、
政府も、沖縄の米軍基地や
オスプレイの配備などで、
住民や関係者への誠意という点、
今回のIOCと同様の態度を
とってきたことは否めない。

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