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新聞の読み方 | 日記
2013.02.25(Mon):外交・安保問題
民主党政権下で壊れた日米関係を修復する

これが、今回の安倍総理の訪米の大きな目標で、
そして、その目標はおおむね達成された、
と報じられている。

晩さん会もなく、
当初設定されていた首脳会談の時間も一時間足らずで、
共同声明を出す予定もなかった。

しかし、首脳会談の時間を、昼食会の時間も入れて一時間半とし、
安倍総理がジョークを交えるなどして昼食会の場を和ませることに努め、
オバマ大統領との関係というか、雰囲気をよくし、
ご存知のとおり、共同声明までにこぎつけた。

もちろん、目に見えない事務方の並々ならぬご苦労もあったのであろうが、
外交というのは、両国間の関係というようよりは、
人間関係によるところが大きいんだな、とつくづく感じた。

昨晩の ”Mr.サンデー”という番組でも紹介されていたので、
ご覧になられた方も多いと思うが、
オバマ大統領が、中国の最高指導者・習近平氏と会談した際は、
終始、習近平氏に顔を向け、
会談終了直後は、大統領のほうから握手を求めていた。

一方、先日の安倍総理との会談の際は、
大統領は、会談中、なかなか総理と目を合わせようとせず、
会談終了直後の握手も、記者から促されて、ようやく総理から求めていた。

これは、私の勝手な憶測だが、
大統領は、日本の指導者に対し不信感を抱いていたのではなかろうか。
大統領に就任してから初めて会った日本の指導者が、鳩山元総理。
普天間基地移設問題で、”トラスト、ミー”と言われ、
信じてみたら、問題が余計にこじれた。

2009年の国連総会では、
CO2を25%削減するという無責任な発言があるは、
その数週間後に、オバマ大統領が訪日してみたら、
太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のためとはいえ、
鳩山元総理に先にシンガポールに行かれてしまい、
置いてきぼりにされた恰好になってしまうは、
これでは、日本の指導者に対する不信感が高まるのも無理はない。

例え、政権が民主党から自民党に変わったところで、
そこは、やはり人間。
人間が変われば、人間性も異なる、
ましてや政権が変われば、考え方も違う、
理屈ではそう分かっていたとしても、
過去の経験から、自然と警戒してしまったのではなかろうか。

安倍総理が、北方領土問題解決のため、
森元総理を特使としてロシアに派遣したのも、
元総理がプーチン大統領とファーストネームで呼び合う仲だからだ。

維新の会が、日本の総理は年間100日以上は外遊するようにと主張していたのも、
諸外国の指導者との良好な人間関係の構築を期待してのことだと思う。

が、同じ日本人どうしでさえ、
良好な人間関係を築くのは簡単なことではない。
ましてや、
文化や風習の異なる人たちとの人間関係を築くのは本当に大変である。
OECD(経済協力開発機構)に勤めていたころの自らの経験からしても、
そう思う。

だから、政治家には人間力が求められる。

選挙期間中の演説を騒音と感じるのか、
自ら足を運んでまで聴こうと思うのか、
しゃべる人の人間力によるのだろう。

自分の場合、選挙期間中の演説では、
罵声を浴びせかけられたり、励まされたり、握手を求められたり、
反応はいろいろ。

四十代も半ばが過ぎ、
今さら人間力を高めるのは容易なことでなはいが、
努めてはいきたい。


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