FC2ブログ
マラソンのお話 | 日記
日本体育大学が30年ぶりに総合優勝!


箱根駅伝の過熱ぶりが生んだ
アフリカ系選手の登場と長距離のレベルアップぶりは
関東インカレにも影響を与えた。

まず、日本学生記録。
アフリカ系選手が記録をつくれば、
日本の大学の留学生である以上、
立派な日本学生記録である。

だから、長距離種目に限っては、
日本学生記録が日本記録を上回る。


そもそも、関東インカレとは、各種目、
1位に8点、2位に7点…、8位に1点が与えられ、
総合得点で争われる関東の大学の陸上競技大会で、
毎年5月に、国立競技場(当時)などでおこなわれる。

上位16校が1部校で、その他の大学が2部校となり、
毎年、1部校の下位2校と2部校の上位2校とが
入れ替わる。

といっても、5,000m、10,000mといった長距離種目
に限っては、1部校と2部校との差が感じられない。

箱根駅伝に力を入れている大学のなかには
長距離種目だけは強いというところもある。
だから、2部校のレースといっても、
箱根駅伝常連校の選手が出場するわけだから、
とにかく、はやい。

この関東インカレ、誰もが出場できるわけではなく、
オリンピックのように、出場するために
突破しなければならない記録が設けられている。
つまり、このくらいの記録がなければ、
そもそも勝負になりませんよ、
という「標準記録」と呼ばれているものである。
この標準記録が、5,000m、10,000mに限っては、
1部校も2部校も同じなのである!
(ただし、B標準は異なる。)

こうした長距離偏重にキレた関東学連は、
箱根駅伝予選会にインカレポイントというものを設けた。
すなわち、長距離種目だけ強くても、
箱根駅伝に出場できないようなシステムを一部取り入れた
というわけである。

本日、日本体育大学が箱根駅伝で
みごとに予選会からはい上がって優勝したが、
私が学生のとき、関東インカレでちょっとした
思い出がある。

それは、日本体育大学の選手から、時おり、
遠くから挨拶されたということである。

おそらく、当時の上智大学のジャージが、
遠目でみると日本体育大学のそれと似ていたため、
疑わしきは挨拶を、
ということだったんだと思う。


さて、そのころ、つまり、
箱根駅伝がTVで生中継されるようになったころ、
標準記録の加速度的なインフレがはじまった。

私が大学2年生のころは、2部校であれば、
36分を切れば10,000mに出場できた。
しかし、その翌年、その標準記録が、
記憶はさだかではないが、グ~んと跳ね上がった。

その年、私は、法政大学で行われた10,000mの記録会で
35分台を出したが、時すでに遅しである。

「陸上の聖地、国立競技場で走る夢が…」

そう、思ったときである。
陸上競技部のなかまが私を胴上げしてくれた。

最初で最後の胴上げ

この記録、はっきり申し上げて、
大学で陸上をやっていた者としては
非常にはずかしい記録である。

しかし、
関東インカレに出場するより、
おそらくうれしかった。

スポンサーサイト




Tag:
| TrackBack:0
TrackBackURL
→https://inoino700.blog.fc2.com/tb.php/9-9118b991